先日初めてフェリカ対応機種(おオサイフケータイ)に機種変致しました。
筆者は今まで支払を現金で済ましてきましたが、これを機に「キャッシュレス化」を進めていきたいと思っています。
キャッシュレス化は、現金引き落としの手数料、手間がはぶける。小銭などサイフがかさばらない、てかいらない。など、多くのメリットがあると思います。
今回は有名どころの電子マネー「楽天Edy」「nanaco」「モバイルSuica」「WAON」のアプリを実際に利用してみたので、チャージのやりかたや支払方法、通信の仕組みについて簡単にまとめたいと思います。
意外に簡単な作業でアプリの設定が終わるので、キャッスレス化を考えている方は是非参考にして下さい。
※基本、上記4つのアプリ設定は同じでしたので、だいたい一括りにして説明しています。
目次
近距離通信
通信の仕組み
通信はリーダライタ(読み取り機)とICカード(Felica対応端末など)でやりとりを行います。
リーダライタからは13MHz程の電磁波が出ており、これにICカードを近づける事でカード内に電磁誘導が起こり、電源が発生し通信する仕組みですね。
駅の改札やコンビニのレジ等に設置しているのは、同じ仕組みのものです。
NFCとFelica
NFCとFelicaは似て異なるものであり、同じ近距離通信ではあるけど、互換性がありません。NFCが世界で使用されているのに対し、Felicaは日本で独自に特化した通信規格になります。したがって、日本でのICカード決済はFelicaでないとほぼ対応できません。
電子マネー
電子マネーアプリの種類
電子マネーには前途した「楽天Edy」「nanaco」「モバイルSuica」「WAON」 等のアプリがあり、金額をチャージする事で近距離無線通信によるお金の支払が可能になります。
アプリにより、使える店舗や手に入るポイント等が変わってきます。ですので他にも種類は多くありますが、今回は有名どころの上記4つを紹介します。
アプリの設定(クレジットカードの紐付)
Felica対応端末であれば、「おサイフケータイ」という電子マネー管理アプリがプリインストールされています。これを使用すると、電子マネーアプリを簡単にインストール出来ます。
インストール後は、アプリの指示に従って、クレジットカードとの紐付を行います。※クレジットカードを紐付しなくても他のチャージ方法で使用できますが、一番利便性のある使い方が出来るので、是非登録をおすすめします。
注意点は、各アプリによって使用できるクレジットカードが制限されていますので、事前に確認しておくといいでしょう。
例えば、「WAON」は、イオンクレジットカードしか対応していません。
他の3つのアプリは、だいたいのクレジットカードに対応しているので、例えば楽天のクレジットとかだと大抵は紐付できると思います。
金額のチャージ
チャージ方法はいくつかあります。
①クレジットカードから入金。
②店頭で現金を入金。
③銀行から入金。
主に上記の3パターンですが、用途あわせてチャージしてもらえば良いとおもいます。
ただ、筆者はどうせキャッシュレス化やるなら現金をもち出したくないし、最も楽な方法でチャージしたいので、①のクレジットカードでのチャージをおすすめします。
クレジットカードとの紐付が終えていれば、簡単に決められた上限(千~3万位)まで好きな金額をチャージ出来ます。
支払方法
電子マネー決済は非常に簡単です。
アプリに金額がチャージ出来ていれば、あとは支払う店頭にて「〇〇でお願いします。」と使うアプリ名を伝えて、リーダライタに端末をかざすだけです。
音が鳴るとすでに支払終了です。
注意点は、felica機能にロックをかけていない事を確認する位ですかね、あとはスリープ状態であろうが問題ありません。
Google Pay
おサイフケータイアプリ同様、電子マネー管理アプリになりますが、好みでコチラをつかっても問題はありません。
筆者はおサイフケータイアプリのほうが使い勝手は良く感じましたが、例えば
「モバイルSuica」 では、年会費に¥1000程かかりますが、google payで登録すると無料になるらしいです。※2020年2月から年会費自体が無くなるらしいですが。
セキュリティ
おサイフケータイロック機能
電子マネーをスマホに入れる事で、盗難や紛失時に悪用される危険性が高まります。
また、そうでなく自身で持っていても、リーダライタを持参した悪い輩があなたのポッケから情報を盗み出す可能性も考えられます。
まず心がける一番のセキュリティは、使用時以外は「Felica機能ロック」をかけておく事です。これにより、パスワードを入れない限りはFelica機能が使えません。
電子マネーの契約情報
次に重要なのが、紛失、あるいは機種変更時のデータ移行に必ず必要になる契約者ID,パスワードを覚えておく事ですね。機種変更時はもちろん、紛失の際もこの記録があればデータを次の端末に引き継ぐ事が出来ます。
電子マネーの契約情報は絶対に忘れない様、かつ必ず安全な場所に保管しておきましょう。
おサイフケータイの使い方「キャッシュレス化で得しよう!」まとめ
ようやく電子マネー決済を始めた筆者ですが、周りを見るとまだ早い方だと錯覚してしまいます。それほどに、日本がキャッシュレス化から離れている状況なんだと思いますね。
※前回キャッシュレス化の種類についてまとめた記事があるので、是非見て下さい。→本格的に始まるキャッシュレス化について考える。「現金支払いにメリットはない」
確かに、見えないお金のやり取りには一抹の不安が残るのかもしれませんが、対策さえしっかり押さえておけば、ただただ便利な決済方法です。
ポイントなんかを絡めだしたら絶対に電子マネーの方が得しますしね。(筆者はポイント苦手ですが。。)
世界が進んでいるからという訳じゃないけど、実際キャッシュレス化してみてメリットが多くあると思ったんで、日本でももっと普及して欲しいなと感じました。
よーし、次はpaypayやってみるかー。