私には娘が2人いまして、これを書いてる時点で上の子が7歳、下の子が2歳になります。
下の子は少し早いですが、上の子が2回目の七五三になるので、この際下の子も一緒に写真を撮ろうという事になり、先日撮影してきました。
女の子は三歳と7歳の2回ありますから、2人だと通常計4回。。結構な支出となります(-_-;)娘が2人いるなら、一緒にできるならやるに越したことはないですね。多少は安く抑える事ができますし、なんといっても2ショットも撮ってくれますから、これは大きなポイントじゃないでしょうか。
とにかく幼い頃の姿をね、キレイに着飾って写真に収めとくのは、女の子の為にも親の為にもなるのでここは頑張るところかなと思います。
で、親の服装についてですが、私の場合は、1度目の時はスーツで撮影したのですが、今回は妻から「家族写真としていいものを残したい」との要望がありましたので、妻は着物、私は人生初の「袴」をレンタルする事になりました。
袴、、初めは「めっちゃ嫌あだなあ(´;ω;`)」と思っていたのですが、意外にも着てみると「良いこと」があったので、是非お勧めしたいです。
ざくっというと
・写真が映える(家族写真として文句なし)
・侍魂に火が付く
・ムフフ
です。
それでは「父親が袴を着るべき理由」ささっと順番にまとめていきます。
家族写真が映える
というか父親が邪魔にならなくなる
スタイルがよくて、若々しくて、元々写真映りのいい父なら特段気にする必要はないでしょうが、私のような「陰キャでもう写真なんてどうしようもない」ような父であれば、スーツでは誤魔化せないんですよね。
そうです、家族写真の邪魔になるんですよね。(邪魔ではないけど、なんといか、やっぱ映えない)
だから袴も別に変らんだろうと思ったのですが、これが意外や意外、「陰キャ抜け毛が気になる30代」が「羽生8段」みたいな、棋聖か俺は?と、袴の力で陰キャを消し去って下さるのです。
これは憶測ですが、元々映えるイケイケ親父にはあまり効果が無い気がします。対岸に位置する陰キャ親父に対して「絶大な効力」を発揮するのです。
理由は、「袴の存在感が凄い」からでしょう。すなわち、顔なんてどーでもいいのです。袴を着た時点で、陰キャは「袴」になるのです。これはすばらしい発見でしたね。
失いかけていた侍スピリッツに火がともる
日本人たる所以
着たら分かると思いますが、腰の後ろ辺りになんか柔らかい板みたいなのが入るんですよね。これで、すんごい姿勢が良くなるんです。
私はヘルニア持ちなので、ちょうど姿勢を正している最中なのですが、袴を着るとそれをサポートしてくれる感じになります。(いらん情報か)
そしてなにより、心の奥底よりふつふつと燃え滾るなにかが沸きあがるのが分かります。はっきりとした理由は分かりません。とにかく、スーツでびしっと決めた時の引き締まった感情なんかはクソに思える位のソウルフルな気分になるのです。
これはもう、日本人の血がそうさせているとしか思えません。血が叫んでるんです、スーツなど着るな、侍魂を忘れたのか、さっさと鎖国して袴姿で出社しろ、と。
日本男児が忘れた大事ななにかを、思い出させてくれるのです。
番外編
不可抗力
最後に補足的な情報を。
店舗にもよるでしょうが、だいたいはこういった写真を撮る所のスタッフは女性しかいないと思います。多分。
ですから、袴を着る時もですね、女性スタッフが帯まいたりしてくれるのです。
あーそうなんだ、そういう風に、帯ってまくんですねーなんて言いながらですね、やってくれる訳です。
で、前の帯を結ぶときに、向こうはしゃがんでる訳ですよ。ね。
2つ、思い浮かぶでしょう。。でも1つ目はいいません、あまりにも下世話な話になっちゃうんで。
なのでもう一つの方を。
「かなりの至近距離で僅かに見える胸の谷間を拝む事が出来る」
カスです。はっきり言って、これはカスがする事です。子供の七五三にスタッフの谷間拝んでhappyになっているのですから。
しかし、これは不可抗力でもあります。どうしたって、帯結ぶ様子を見ると視界に入っちゃうのですから。俺は悪くない。
「しちごさんで すたっふのたにまをおがんでもいいじゃない にんげんだもの」
と、なんかの書籍で見たこともある。