携帯大手に参入した楽天、当初は2019年10月からのサービス開始予定でしたが、インフラ整備が大幅に遅れ、ようやく今年の4月より本格的にサービスを開始します。
昨年度は「他社にはない料金プラン」の謳い文句で個人的に結構期待していたんですが、結局のところずるずるスタートが遅れる、遅れた内容が芳しくない、さらには料金もさして変わりないんじゃね?的な噂も流れ始めたので「あ、もういいや」と注目するのをやめた筆者なんですが。
年が明け、冒頭の4月スタートとのニュースが目に入り、いざ楽天モバイルのMNOスタートが間近になるとやはり興味が湧いてくるもんですね。
正式運用に先駆け、試験運用となる2回目の「無料サポートプログラム」を1/23より募集していますので、「応募してみようか!?」と思いましたが地域が異なるので断念。
とりあえず楽天モバイルについてはまた情報をまつだけとなりました。
とにかく楽天はネットワークの完全仮想化を掲げ「低コスト」の実現を狙っているので、そこを期待したいですよねやっぱり。
※ネットワークの仮想化とコストの関係についてはこちら↓
前置きが長くなりましたが、今回1つ気になったのが楽天サポータープログラムに合わせて販売された「Rakuten Mini」です。
かねてより販売の噂はたっていた、楽天オリジナルの極小端末になります。
個人的にはこれ、かなーり微妙なんですよね。見た目のインパクトは確かにでかいですけど。
では早速ですが、「Rakuten Mini」の詳細をまとめたいと思います。
目次
「Rakuten Mini」
スペック
サイズ:53.4(幅)×106.2(高さ)×8.6(厚さ)mm
CPU:Snapdragon439
メモリ:3GB
内部ストレージのみ:32GB
ディスプレイ:フルHD 1280×720 3.6型
バッテリ:1250mAh
カメラ:アウト16M、イン5M
その他:フェリカ対応、USB2.0Type-C、eSIM、WIFI ac対応 等
世界最小、最軽量
上記サイズであるため、現時点(2020.1.24)で世界で一番小さく、かつ軽いモバイルになるそうです。
重さは79g。
世界一というだけあって、確かに他と一線を画す見た目にはなっています。
小さいけど存在感がある感じしますね。
価格
気になる価格は¥21800。
かなり安いですね、コスパはいいと思われます。
操作性について
スマホには向いていない?
実際触った訳じゃないので断言できませんが、多分スマホには不向きでしょう。
3.6型です、だいたいみんな持ってるスマホの半分のサイズ。
ガラケーのボタンを排除したからスマホなんですよ、つまり画面を目いっぱい有意義に使えると。それを返って小さくしちゃあ本末転倒でしょ?(ちょっと意味ちがう?)
とにかく操作はしづらいはず、しかも動画は迫力がだせない。SNSだって見えにくいにきまってる。
消費電力は少なくなるかもしれないけど、電池はボディに合わせて容量が小さい、恐らく電池持ちも良くないんじゃないでしょうか。
USBがtype-Cだけど今時2.0ってのもね、まあバッテリの容量が少ないからあれだけど。
んー、やっぱりスマホならではの利便性が生かせてないような気がします。
電話が主なら有り、アクセサリ感覚も
ただし、用途がほぼ電話であれば有りかと思います。それならでかいモニタの必要はないですからね。
むしろこっちのほうがスマートですね、電話が主であれば。フェリカもついてるからなお良い。
eSIMで契約の切り替えも楽だろうし。
でもこれを電話用にして、もう一つデータ用で端末を持つとかはなんか変な感じがしますね、それなら初めから大き目の端末持てばいいし。
あとはアクセサリ感覚(見た目重視)で持つ位でしょうか。
「Rakuten Mini」世界最小・最軽量スマートフォンがいよいよ発売!まとめ
世界一と名が付くあたり多少話題にはなるでしょうけど、やはりスマートフォンとしての利便性には事欠ける気がします。
見た目は全然悪くないんですけど、使い勝手はやはり重要ですよね。
ただこういったチャレンジ的な事するのはすごく好きなので、今後も目新しいやつをどんどん投入して欲しいです。
そこで他のキャリアと差別化図るのも面白いと思うし、そういった面でも楽天が強みを持てるようになれば、大きな武器を持つ事になる気がします。