Twitterを見ているとよく目に入ってくるのが「インフルエンサーぽい方が金言と思われる内容をあたかもロックシンガーのごとくでっかいスピーカーに片足を乗っけながら日々シャウト」しているような内容。
私はバカなので、この類のツイートには全くピンとこないのでスルーするのですが、一つだけ引っ掛かる事があります。
そう、「筋トレ」です。
世の中にインフルエンサーがどれだけいるのかは知りませんが、恐らく、私個人の統計上では、金言と共にもれなく「筋トレをする!」と、インフルエンサー方はなぜかわざわざ丁寧に毎日公にしてくれるのです。#今日の積み上げとかでね。
金言のようなものには、一切心が微動だにしないのですが、この「筋トレするぞ!」的内容をわざわざ公に発信している様を目にすると「なんで??」と、少しばかり心がピクッと反応してしまうのです。
この謎の風習?について、気になったので考察してみる事にしました。
目次
始めに
そもそもインフルエンサーって定義なに?
インフルエンサー( influencer)とは、世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のこと。その様な人物の発信する情報を企業が活用して宣伝することをインフルエンサー・マーケティング(SNSマーケティング)と呼んでいる。従来の有名人やタレントといった知名度があって多数のフォロワー数を持つインフルエンサーと比べ、フォロワーが相対的に少なく万単位に満たない場合は『マイクロインフルエンサー』と呼ばれる。
Wikipediaより引用
有名人じゃなくてもフォロワーが万単位近くいれば名称は違えどインフルエンサーだと書いています。うーん、なんか優しく書いてるけど、これはいわば「有名人気取り」と捉えて問題ないかな?
そういえば、本当の有名人(万人が知っている)については、金言はおろか筋トレについてなど毎日発信している光景なんて見たことが無い。
金言及び筋トレについては、Wikipediaにある「マイクロインフルエンサー」の類がよく発信している気がする。(フォロワー1万未満)
ということは、「有名人気取り」の人間に限って毎日金言や筋トレを発信している事になります。
なるほど。
筋トレと金言はセット
「有名人気取り」の方々は、筋トレのみのツイートは見かけません。必ず「金言」とセットで提供してくれます。
これは何故でしょう、考えてみるに、筋トレだけ発信すると「筋肉バカ」に思われるからじゃないでしょうか?(私は逆にこっちの方だと好きになりますが。。)
金言もセットにする事で、そこに「知性」が加わるとお考えなんでしょう。
とにかく、「有名人気取り」の方々は「知的」をメインに据えるべく「金言」をまず中心として発信し続けているのでしょう。そんな気がします。
筋トレを発信する理由について
考察①「健康体をアピール」
現代社会において、個人を管理できないもんが仕事を管理できる訳がない、と、個人の健康と仕事の出来を結びつける印象があります。
したがって、筋トレのアピールには「僕は筋トレしてるから、健康ですよ!」と、金言に真実味を帯びせるための要素が含まれているのではないでしょうか。
それなら毎日公に、必死にアピールしている理由も分からんでもない。
筋トレのおかげで自己管理出来てるし、発信する内容に重みが加わるでしょ?って感じか?
考察②「教祖様の教え」
アンダーグラウンド界(有名人気取り界隈)の教祖的位置には、何名かの「インフルエンサー」が、「柱」的存在として君臨しています。
炎柱:ホリエモン
水柱:西野
岩柱:魔法のメモの人
風柱:かすり傷の人
蛇柱:孫正義
音柱:ケイスケ・ホンダ
恋柱:はあちゅう
蟲柱:高知のマイケルジャクソン
霞柱:@バンコク
※一部名前が出てきません。
例えば上記のようなインフルエンサーが「柱」の位置に陣取っています。
音柱までは本物のインフルエンサーというべきか、「有名人」になります。
注目すべきは恋柱以下の3名。ここはインフルエンサーには違いないけど、あくまでも「アンダーグラウンド界隈のみ」に対してとの認識です。
その中でも、注目すべきが、近年急上昇中の若手?フリーランス超絶成功者「@バンコク」さんです。
「人生はヌルゲーだよ。。さあ、社畜なんてやめて、あなたたちもこっちにきなさい。。」と、とてつもない実績を餌に、我々凡人を修羅の道へいざないます。
そして、何を隠そう、このお方が「筋トレ」を推奨、発信しているのです。(確かそうだったはず。)
つまり、@さんの意思を引き継ぐものが、「筋トレ」を毎日公に公表しているのです。
フォロワーであろうがなんであろうが、身内であろうが他人であろうが、そいつの筋トレ情報ほどどうでもいい話はない。それをあえて発信する。
教祖様がやっているからと推測できます。
考察③「文字稼ぎ」
毎日発信が信条、そりゃ凡人ならネタが尽きます。
そこで大いに役立つのが「筋トレ」。前途した通り、意思を継承する物たちが大勢いるので、「筋トレする」とつぶやこうがなんの不自然さもない。(個人的には不自然極まりないんだけど。。)
したがって、金言の薄っぺらさをカバーする意味でも、「筋トレ」が効果を発揮するのです。(カバーできてないけど。。)薄っぺらい金言すら思い浮かばなければ、筋トレで文字数を確保しているのです。
考察④「みんなやってるから」
天邪鬼な私には到底理解できませんが、一般的には「みんなやっている」に影響されているはずです。
なんの疑問も抱かず、周りがやっているから僕もやるんだい!と、へのへのもへじ顔で鼻水垂らしながら筋トレを発信している層も一定数は存在すると思っています。
考察⑤「マジ」
最後に、マジの筋トレマンです。これは、実に頼もしいですね。本来ならば、これが正常な形の発信になるでしょう。
本当に筋トレが好きで、聞いた事ないような部位の筋肉を愛しているプロです。
この方たちの声がフェイク野郎どもにかき消されてしまうのが残念で仕方ないですね。
まとめ
以上、筋トレツイートに関する個人的解釈になります。
別にディスってるわけではありません。私もなんの役にも立たないゴミツイートしかしていませんから。
逆に、いいね!がたくさん付く謎の現象を羨ましく思っています。(内容読まれてないでしょうけど)