大阪に遊びに来た際は是非立ち寄ってほしい「枚方パーク」。まいかたちゃうで、ひらかたやで。でお馴染み、「枚方パーク」。枚パー兄さん役で岡田純一がCMしてるのは有名な話だと思う。
大阪のテーマパークと言えばUSJが真っ先に思い浮かぶだろう。確かに、スケールで言えば断然負けている。が、しかし、枚方パークにはUSJには無い「適度さ」が随所に見受けられるのだ。そこが正に、家族連れやカップルにはうって付けの、気軽に楽しめるテーマパークになっているのである。
今回は、地元枚方の筆者が、枚方パークの魅力について存分に語る。
枚方パークとは
大阪府の枚方市にあるテーマパーク、いわゆる遊園地である。子供から大人まで楽しめるように、乗り物はやさしいやつからハードなやつまで完備されている。
また季節に応じて、夏はプール、冬はスケートリンク等が設置される。
これだけ聞くと、あんま普通の遊園地と変わらないんじゃないの？と思いがちでしょう。
しかし、実は枚方パークは日本最古の遊園地であり、開園から１００年以上たっているのです（諸説あり）。１００年続く遊園地なんてそうそうないだろう。並大抵の運用で達成できる代物ではない。
そこにはやはり、生き残ってきた理由があるのです。個人的な感想だが、前途した「適度さ」が枚方パークの最大の魅力であり、生き残ってきた理由ではないかと思う。
魅力について
敷居の低さ
例えばディズニーランド、USJ等、ブランド力が高いが故にサービスが行き過ぎている気がしませんか？園内の細部にまでこだわったモノづくりだとか、仕掛けであったりとか。もちろんそれが良い事に違いないんだけども、少し疲れませんか？そう、サービスが行き過ぎているのである。従業員はもちろんの事、客も多少は気を張ってる気がするのだ。地方からやってくる人なら尚更そうだと思う。敷居が高いんだな。
その点ひらパーはノンブランドであり、まず客は上から目線で入場出来る。来てやったぞと。従業員もそれが分かっているから、絶妙な立ち位置加減で接してくれる。マスコットにいたっては「ピピン」だ。ミッキーマウスならプライドが高そうで無視出来んが、ピピンなんてそんなやつが寄ってきても無視して全然OK。やつは立場を理解している。そう、無名のマスコットだと理解しているから無視されても平気なのだ。客も従業員も気を張る必要がない、敷居が低いのだ。
敷地とアトラクション
敷居が低いと言っても、遊園地自体がしょぼい訳ではない。確かにUSJ等と比較すれば見劣りはするが、それでも十分満足できるアトラクションは一通り揃っている。小さな子供から大人まで楽しめるアトラクションを、必要最低限で押さえている感じだ。もちろん、１時間待ちなどはありえない。15分位がMAXじゃなかろうか。
そして敷地についてだが、ココがポイント。広すぎず、狭すぎず。絶妙の境地と言っていい。本当に、隅々歩いて回れるちょうどいい広さなのだ。それでいてアトラクションの配置や園内の導線、風景が飽きさせない様な作りになっているので、ストレスは溜まらない。
夜間のライトアップ
期間限定ではあるが、恒例で夜間のイルミネーションが開催される。実はこれがなかなか範囲が広くも見つくせる範囲であり、しかも完成度が高い。そのうえなぜか人が少ない。だから、神戸のルミナリエで人混みにまみれるくらいなら、断然ひらパーのイルミネーションをオススメしたい。
実は先日筆者も家族で行ってきたところである。去年も行ったが、今年は更に良くなってた印象を受けた。プロジェクションマッピングも取り入れてたし。
そしてなにより、「カップル」が多い。日中は比較的家族連れが多いが、ライトアップ時は半分位カップルが来ている。まあアオハルしてますね。
ただ、カップルが多いといっても、客全体の母数が少ない訳で、雰囲気的には結構ガラガラなイメージなんです。よって、いちゃつきたければ、ひらパーのイルミネーションは絶好の穴場という訳だ。カップルが多い理由が分かる。
枚方パークまとめ
枚方パークは、前途した「適度さ」が売りである。「敷居」の適度さ、「敷地」「アトラクション」の適度さ、「イルミネーション」「人の多さ」の適度さ、等々、言い出せばきりが無い「適度さ」が魅力である。とにかく気軽かつ純粋にテーマパークを楽しめる場所なんです。枚方パークに行ったことがある方は分かって頂けると思う。
まだ行ったことが無い方は是非、家族で大阪に来る事があれば、枚方パークにも足を運んで欲しいと思います。
カップルの方、イルミネーションはまじオススメですよ。付き合う前でもオススメ、かなりいい雰囲気になる事間違いないよ。
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