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理想と現実の1日を比較してみた

表と裏

私はもうすぐ33歳を迎えるのですが、子供の頃想像していた姿とは結構な差がある訳でして。

それでもまあ、こんなヘルニアクソ野郎でも家族が出来て、子宝にも恵まれ、決して裕福ではないにしろ幸せな日々を過ごせています。うん、十分。

しかし、やはり子供の頃の理想は、今でも時折脳裏に浮かびあがります。

やはり、少々捨てきれていない部分があるというか、まだ頑張ればなんとかなるんじゃないか?と心のどこかで思っているんです。

そこで今回は、理想に近づく為のヒントを探るために、一度理想と現実を書き出してみようと思います。

理想の朝

洒落たカフェで朝食

大手IT企業に就職、30代になり大きなプロジェクトを任される立場になる。

出張で世界各国を飛び回り、朝はニューヨークタイムスを片手に洒落たオープンカフェで朝食。

英語もお手の物、ウィットに富んだジョークでカフェ店員と談笑する朝。

現実の朝

朝はTwitterでクソツイート

家電中小企業に就職。30代になり手を抜く事を覚える。

出張は主に国内。基本寝不足のためギリギリまで眠る。嫁に蹴り起こされる。

朝はTwitterでクソツイートして何も食べずに出社。

理想の午前中

部下の新卒女子を引き連れクライアントと商談

新サービスの立ち上げにクライアント立会いの下打ち合わせ。流暢な英語でプレゼン。商談を見事に成功させ、余った時間でウィットに富んだジョーク&時事ネタで相手と談笑。

新卒の部下も勉強の為に参加させる。しかし緊張でうまく話せない。そこをうまくカバー。いつものごとく、理想の上司となる。

現実の午前中

外資系の顧客とミーティング

取引先のスウェーデン人が来社。新製品の打ち合わせ。しかし英語がしゃべれないので適当に「ア-ハン」「イエス」「HAHAHA!」この3つのみでごまかす。

部下はヒアリングが出来ているので、この部下が命綱。

気が付くと俺の代わりに部下が話している。もう俺は必要ない。が、「ア-ハン」「イエス」「HAHAHA!」この3つのみでしがみつく。俺にもプライドがある。

理想の昼食

部下とイタリアン

「おれの行きつけなんだよ」

ミシュラン5☆の6年先まで予約で埋まっているイタリアンに部下を連れていきさらに尊敬される。引き出しの広い会話で部下を圧倒させる。もう目が♡になっている。

会計はもちろんおごり、なんかのゴールドカード。

ここで別行動になる為、振り返らずにキムタク風のバイバイで去って行く。

現実の昼食

社員食堂で格安カレー&タバコ&ヘルニア

「おごってやるよ」

いつでも行ける格安の社員食堂250円のカレーを部下におごってやり、上司の威厳を見せるが、部下の目は何故か死んでいる。その後は下世話な話でタバコを吸いながら談笑するが、なんかスマホずっと触ってる。

と、ここで必ず持病のヘルニアが痛み出すので別行動。

昼休憩の後半は休憩スペースで曙がK1でKOされた格好で休む。

周りの冷ややかな視線は、慣れた。

理想の午後

自由でスキルアップ

タスク管理に長けている俺は、午前中にその日の仕事を終わらせる。

したがって午後からは自由時間、その土地土地の観光名所を巡ったり、現地住民と仲良くなり人脈を広げたり、本を読んだり。自らのスキルアップに余念は無い。

決して、時間を無駄にしない。

現実の午後

自由で疲れる

先輩の特権で後輩数人に仕事を全振りする。マルチタスクだ。お前らやっておけと。

したがって午後からは自由時間、ネットサーフしたり、ネットサーフしたり、あと、ネットサーフしたりしている。もう逆に疲れる。

あきた、早く時間過ぎてくれ。

理想の夜の過ごし方

運動と会食

健康の維持に運動は必須である。俺は夕方にかならず10Kのランニングをしている。

その後シャワーを浴びて、各界の著名人との会食をする。

どの世界でも、頂点を極めた人間の言葉は胸に刺さるもんだ。

そして早めに帰宅後、10時には就寝する。翌日の朝活があるからだ。このサイクルが、成功の秘訣だ。

現実の夜の過ごし方

飲みに行ってからのフォートナイト

人生に息抜きは必須である。俺は帰宅途中の立ち飲み屋で知らないおっさんと一杯ひっかけるのがルーティンなんだ。

帰宅後にはもう家族は寝ているので、一人で冷めた晩御飯を食べてる。

それにしても毎度この書置き「臭いから布団に来るな」、胸に刺さるもんだ。

そしてここから、フォートナイトを楽しむ時間だ。5時間はやっている。就寝は午前3時。これだから朝嫁に蹴り食らうんだよな。

比較結果

こうやって書いてみると、とても良く分かりますね。理想としている自分と、今の自分がどれだけ離れているかが。

皆さんもやってみてはいかがでしょうか?何が欠けているかが、鮮明に分かるかもしれませんよ。そして理想に近づける術も自ずと分かるはずです。

私はとりあえず、階段で転んで誰かと入れ替わるしかもうないですね。

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