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40歳で会社が倒産しました。無職になります。「妻子持ちの絶賛住宅ローン返済中の再就職奮闘記!」⑧転職に成功しました、の巻!

転職

2021年の7月切りで19年間務めた会社が倒産しまして、なんやかんやで3か月が経とうとしておりますが、ようやく転職先が決まりました。前職からすれば確実にキャリアアップとなるような企業に決まりましたので、39歳のヘルニアうんこ野郎である私からすればG難度の技を着地まで見事に決めた感覚であります。ありがとうございます。

しかし、思っていた以上にスムーズに事が運びました。不幸中の幸いといいますか、とにかくバンバン内定が決まりましたので。(決して自慢ではありません。)

もちろん一部上場とかの大企業ではないにせよ、音響機器の開発、無脈動ポンプの開発、社内SE、などなど、私からすれば全て雲の上の職業であった企業から内定を頂いたんです。ミラクルです。

この年齢で職を失った時の絶望感はかなりのものでしたが、結果、いい方向に転んで本当に良かったです。

倒産だけじゃなかったですからね。。倒産→この機会に人間ドック行っとくか→死の宣告、とかね。一時期ジョーみたいに真っ白になってましたからほんと。

まあそんな私でございますが、39歳にして人生初の転職活動を経験しましたので、今回は自分なりに感じた事をまとめたいと思います。

もし私と同じような境遇におられる方がいれば、一つ参考にでもして頂ければ幸いです。

 

職探しについて

スキル不足でもやりたい職種にチャレンジした方が良い

やってみたい職業があっても、スキル不足や年齢を加味すればどうしても怖気づいてしまったり、リクルート等の担当が付いているならば「無理です」と一刀両断されてしまったりで、そこにエントリーするのを諦めてしまいがちです。

確かに、企業側にとっては中途採用なんて即戦力が欲しいに決まっています。そんなものは重々承知です。ですが、後で後悔する位なら積極的にエントリーしていくべきだと思いました。

私の場合、まずリクルートから活動を始めたのですが、担当者に「可能性を全否定」され、意中の職ではない、しかも「アウトソーシング」(別にアウトソーシングが悪いとは思っていませんが)ばかりを勧められました。

すると、「そうだよなあ。。」と、自分で自分をどんどん下に見てしまう感覚に陥りました。

そんな、あまり良くない心境がしばらく続きましたが、担当の言うがままに紹介された職種に応募しようとする途中で気が付いたのが、「本当にこれでいいのか?」という気持ちでした。希望の職種にチャレンジすらせず諦めるのかと。

後悔はしたくなかったので、とりあえず私は担当とは距離を置き、リクルートで希望の求人を自ら探し、自分で応募する事にしました。

結果、2社程応募して2社ともダメ(書類落ち)でしたが、挑戦して駄目だったと自分で納得が出来ます。ここが重要だと思います。

もちろん数打ちゃ当たる、は失礼です、というか甘すぎる考えですので、しっかりと希望の職であり、求人の要求には届かなくとも最低限必要なスキルを持ち合わせていて、なによりやる気ですよね、その辺りが合致する求人があるのであれば、スキル不足であれ積極的に応募するべきだと思います。やり切ったと思えるまで。

ハードル下げるのはその後でも遅くない。

 

使える媒体は全て使う

私の場合、リクルートとハローワーク、それと産業雇用安定センターを利用させて頂きました。

産業雇用安定センターはハローワークに似たような感じですが、担当者が付いてくれるメリットがあります。まあここでも私は担当と一悶着あるのですが。。私の性格上の問題かもしれませんが、いいアドバイスをくれるとしても上から目線で常にしゃべりかけてきたり、可能性を完全に否定してくる担当者は邪魔でしかありませんでした。

ホントこんなとこで愚痴を言いたくは無いのですが、リクルートは「可能性を全否定して全力で派遣を進めてくるもう契約完了後の¥にしか目が行っていないチ〇〇ス」、産業雇用安定センターは「上から目線の参謀気取りのくせに紹介してくる求人がめちゃくちゃ(こちらの要望が何故か伝わらない)な上に求人自体が少ない、結局求人は自分で探して当の本人は応募の中継役をやるだけの存在意味なし〇〇野郎」でした。担当のくせに、です。

汚い言葉は言いたくありません、しかし、こちらは人生かけた転職しようと本気なのです。もちろん良い担当者さんもいるはずですが、私は連続でこのような方々に担当されてしまったので、もう全く良いイメージは皆無です。

したがって、最終的には個人で応募と、ハローワークを介しての応募が一番しっくりきました。(人それぞれでしょうけど。)

かといっても、やはり良い担当が付く可能性もありますし、付かなかったとしても、求人のバリエーションが増える利点があります。

その点で転職活動の媒体は、複数利用するのが絶対に良いと思いました。

書類の自己アピールについて

ポートフォリオ等で論より証拠

キャリアシート等の書類についてですが、一定の効果があったと感触があるのが「ポートフォリオ」でした。

私の場合、電気技術職希望でしたので、電子工作やWEBアプリ等の成果物をポートフォリオとしてWEBで公開していました。そのURLをキャリアシートに張り付けておくことで、良いアピールになったと感じています。

実際に、書類通過後の面接で結構話題にもしてくれましたので、書類選考通過に一役かっている気がしました。若者の間では当たり前?なのかもしれませんが、我々の年代だとこういったアプローチは少ないかと思いますので、おすすめです。

職種によっては難しいかもしれませんが、こんなものが作れますよと自分で作った成果物をWEBで公開するとか、書類に添付するとかすれば、結構良い反応を貰える可能性があると思います。

 

キャリアシートは応募ごとにブラッシュアップする

履歴書は変えようがありませんが、キャリアシートの内容はピックアップする部分を応募する企業に合わせて変更をかけていくと良いと思います。

多分面倒なので、基本同じキャリアシートを使いまわして応募している方が多いような気がします。(というか初め私がそうでした。。)

ほぼ同じ業種なら問題もないでしょうが、少しでも異なる業種なら、それに見合った経験を目立つように書くべきです。当たり前かもしれませんが、私はコレをしてから書類の通過確率が上がった気がします。

私の場合ですと、例えば社内SEの求人2社に応募しましたが、1社目はSEに特化した事を記載せずに落ちましたが、2社目は具体的に何が出来るかであったり、経験年数等をしっかりと書き込みましたところ、通過しました。

当たり前の事かもしれませんが、結構重要な部分になるかと思います。

ポートフォリオの作成と応募ごとのブラッシュアップ、この2点が書類選考をうまく通過できた要因だったような気がします。(トータル社6応募の4社通過)

 

面接の極意

youtubeで採用担当者の動画を見まくる

便利な世の中です、色んな企業の採用担当をしていたお偉い方々が面接の攻略方法を説いてくれています。

1次面接に関して言えば、ほとんど流れが決まっているそうで、本当かな?とも感じましたが、実際に面接を迎えますと、本当にその通りでした。

丸々同じという訳ではないですが、自己紹介、前社での仕事内容、退社する理由、求人を選んだ理由、などなど、確実に出る部分はありますので、事前に練習する事が出来ます。使わない手は無いです。

 

下手な嘘はつかない

もちろん準備していなかったような内容も聞かれるわけです。その時にちゃんと答えることが出来るようにしておく事も肝心です。

ですがこれに関してはもう、「アドリブ」しかありませんよね。アドリブというか、自分の中で1本図太い芯みたいなものがあれば、ある程度自然に答える事ができるはずです。つまり、明確に本当にその会社に入りたいのかどうかの気持ちがあるとか。

あとは、私のように要領がよくない人であれば、「嘘はつかない」が重要かと思います。人間性も見られていますので、目が泳ぎながら嘘で正当化するより、少しマイナスのイメージがあるかもしれない内容であったとしても、堂々と正直に言った方が好感がある印象は受けました。

 

筆記試験

私が受けた筆記試験では、専門性を問う問題や、IQを試すような問題がありました。

専門性はその企業に応募してる時点である程度答える事ができるはずですが、IQはそうはいきません。。

私の場合、IQテストがズタボロで、完全に落ちたと思いましたが、その企業からは内定を頂きました。

真相は不明ですが、企業によっては筆記テストはあるものの、それよりも面接の受け答えを重視している企業もある印象を受けました。

まあこれは、頑張るしかないですね。。

 

2次面接(役員面接)

最後の面接、役員面接では、とにかく精神面の疲労が半端ないです。(少なくとも私は。。)社長が出てきたりしますので。

そんな緊張感の中での受け答えなのでとても大変でしたが、とにかく明るくハキハキと、目を見てしっかり受け答えするという、特別なスキルのない私はそこで印象を良くするしかありませんでした。

聞かれる内容は1次面接とかぶっていたりするので、そこは答えに齟齬が無いようにすれば問題ないかと思います。

あと、社長は褒めると喜ぶとyoutubeでよく目にしましたが、そこは出来る人はやればいいですが、不自然な持ち上げ方は逆効果だと思うので、個人的にあまりおすすめはしないですね。

とにかく明るくハキハキと自然に受け答えする。これにつきる気がします。

 

まとめ

以上、3か月弱の転職活動に関してまとめましたが、一応私の結果をご報告しておきます。

6社応募、2社書類落ち、4社書類通過&内定

となっております。

前途しましたが、「担当者」は必ずしも良い味方である可能性はありません。私の場合ははっきり言って足を引っ張る邪魔者でしかありませんでしたから。その反面、個人で活動するので、直接企業とのやり取りが発生しますが、逆にその点でもアピール出来たような気もします。

とにかく、私のような凡人39歳でも、転職は出来ます。キャリアアップも望めます。同じような境遇にある方は、そこまで悲観せずに、自分の気持ちを抑え込まずにどんどんチャレンジをしてみて下さい。担当の言いなりにはならないでください!

あと、転職活動していて思ったのが、「自己退社はきつそう」です。私の場合、会社都合での退職でしたので、極端な話こんなご時世なので少し同情を頂けたりしたんです。これが40歳で自己都合退社となれば、それこそ腕にかなりのスキルをつけていなければ転職はできないんじゃないか?という印象をうけました。

ですので、自己退社をするならば、転職先が決まってから現職を辞めるようにした方が良いと、あらためて感じました。

最後に、転職が決まりましたが、ここからがスタートラインです。気を引き締めて頑張りたいと思います。

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