リップスライム
ヒップホップに独特の感性をおりまぜ見事に和製ヒップホップとでも言うべきか、オリジナリティ溢れるヒップホップに昇華させたリップスライム。
どうしてもヒップホップ的なノリは日本人がやると外人に比べて劣って見えがちですが、そこをうまく他の要素でカバーして、本場のヒップホップに引けを取らない曲を数多くリリースしています。
いろんなバンドとジャンル問わず垣根を越えてコラボとかしてるので、ヒップホップだけにとらわれていないのが楽曲にも表れていますね。
根底にはヒップホップがあるけども、そこに色んなチャレンジ的要素が含まれてるから聞いてて斬新。おしゃれな感じもするんでUKロック的な匂いも感じます。ジャミロクワイを彷彿させる天才的なダンスミュージック感がある。
今や数多くのヒップホップバンドが日本には存在していますが、筆者は断トツでリップスライムが好きです。解散しちゃったのがほんと残念。
エミネムとか、ロック寄りならリンプビズキットとか、そんな感じのヒップホップが日本じゃ多い気がします。ただやっぱ本家に勝ってる感じがしない。そこじゃ勝負できないと思う。
そこをうまくするりと抜けて新しい音作ってた感じがありますね、リップスライムは。
リップスライムおすすめの曲
黄昏サラウンド
→リップスライムの抜けた感じが曲調に絶妙にマッチ。タイトル通りの夕暮れ時が思い浮かぶ名曲。これ聞くだけで絶対好きになるはず。
GALAXY
→疾走感があってかつとぼけた音入ってたり、それがオシャレでUKっぽい感じもする。
熱帯夜
→韻の踏み方が好き。凝ってますよね音作り。これがリップスライムの醍醐味。
Love & hate
→天才ですね、この先日本でこのグループを超えるヒップホップバンドは出てくるでしょうか。