5Gはインフラに革命を起こすと言われており、それ以前、以後では世の中の仕組みががらりと変わると思われます。
※5Gの詳細についてはこちらでまとめています。↓
しかしながら、恐らく本格的な5Gの普及は今年ではなくまだ先になるでしょう。
インフラの整備、コンテンツの充実、デバイスの対応などがまだまだ追いついていません。
5G通信は大容量通信のため、携帯電話網だけでなくその他のネットワークにも負荷がかかるので、ボトルネック解消が不可欠です。4Kや8Kを生かしたサービス、例えば高品質VRコンテンツ(360度ビューとか)もまだないでしょうし、IOTに関してもデバイスが対応してないのが多いのが現実です。
ただし、5Gが開始すれば一気にその不十分な点は解消されていくでしょう。
今年は手探りな感じでしょうが、数年後には普段の生活がひっくり返るような光景になっているかもしれませんね。
さて、いよいよ2020年春に始まる5Gサービスに向けて、シャープより国内発の5G端末の発表がありました。
前途したように、まだまだ5Gの本領発揮は体感出来ないと思われますが、この端末で5Gの片鱗を垣間見る事は出来そうです。
それでは今春に発売予定の5G対応スマートフォン「AQUOS R5G」についてまとめてみたいと思います。
目次
5G対応スマートフォン「AQUOS R5G」
主なスペック
・CPU:Snapdragon 865 5G
・メモリ:12GB
・ストレージ:256GB、外部SDは1TB
・ディスプレイ:6.5型、QHD(1440×3168ピクセル)
・カメラ:クアッドカメラ(4眼)12M×4の有効約4800万画素で8K(4320×7680ピクセル)
特色はやはり5G対応とカメラ
5Gの高速通信
理論値で下り約4Gbpsの超高速通信が可能。1分の8K動画が6秒でダウンロードできる計算。
スマホでいえば最大のメリットでしょうか。前途した高品質な動画コンテンツが簡単に視聴出来ます。
少し残念に思ったのは、ディスプレイの解像度をもっと上げればVRコンテンツをもっと楽しめたんじゃないかなと思います。(十分高いんですけどね。)
例えば4KディスプレイにすればHMDでも鮮明に映るんじゃないかと(コンテンツにも依存しますが)、360度ビューもよりリアルに体験できるんじゃないかと思うんですけどね。
コンテンツが品薄だから仕方ないですけど。コストもしゃれになんないんでしょうね。
8K動画撮影が可能
4800万画素の超広角カメラで8K動画を撮影する事が可能。スマホでこれは恐ろしいですね。
気になったのが、再生機器側がほとんど非対応だから高画質の恩恵ないんじゃないの?ってとこだったんですが、この点はある仕組みを取り入れる事で8K動画を有効に活用できるみたいです。
その仕組みが「フォーカス再生」って機能らしく、どうやら8K動画再生中にズーム、ズームアウトといった静止画しかできなかった機能が使えるんですね。
これは目新しい機能だと思います。8Kなんでズーム時の劣化はほぼないそうですし。面白いですね。
youtubeともかいずれは「フォーカス再生」が定番になるかもしれませんね。
シャープが国内5G対応スマートフォン「AQUOS R5G」を発表【いよいよ5G時代の幕開け】まとめ
5Gの通信速度を生かし、高解像度の動画も難なくやり取り出来る事から動画を配信している方にはかなり便利な端末になりそうです。
youtuberとかはもうこの端末1つあれば事足りるような気もします。編集は別ですけど。
気になるのはお値段ですね、端末しかり、通信料しかり。
端末は10万超えでしょうけど、通信料はどれくらい高くなるのか。
5G開始までもうすぐそこですので、楽しみに待ちたいと思います。