5月初旬ですかね、Twitterのタイムラインにたまたま流れてきた「キナリ杯」たるnoteの賞レース。
noteの存在もなんとなくの認識しかなかった筆者ですが、この賞レースの立案者「岸田奈美」さんの存在に惹かれ、始めてnoteに投稿&キナリ杯にチャレンジする事になりました。
なんかね、一発で好きになりました。自粛でもやもやしているのを少しでも盛り上げようと、自らの給付金10万を賞金に、誰でも参加できるnoteの舞台を用意し、審査はなんと自ら全て決めるといったなんともめちゃくちゃというか、わーっと決めたら後先考えずに突っ走る感覚に(実際はそうじゃないでしょーけど)自然とついていきたくなったみたいな。
気づいたらなんの文章力もない筆者が投稿してました。普通なら躊躇するんですけど、岸田さんの煽りのうまさというか、それに引き込まれてしまいました。やっぱり文面かな、Twitterの文面に良い感じのワッショイ感が出てましたね。飾りっけのないフレンドリーな感じで。言葉の感じに惹かれた。
そしてあれとあれよという間に各界の著名人方が賞金を上乗せしていき、最終的には100万まで。。このキナリ杯は岸田さんが起こした一種の竜巻みたいな感じで、いろんな人巻き込んでどんどん巨大化していった印象を受けました。
投稿者数は「4200」ですって。。
すんごい数ですけども、これ1人で審査するって、気が狂いますよネ普通。。それでも紳士に全てチェックしてるらしい。俺の記事にもチェックがついた、すごいとしかいいようがない。
で、今回のキナリ杯のおかげで自分はnoteて媒体を使う事を覚えたので、これがすんごいプラスになった。だからすんごい感謝してます。
それじゃキナリ杯について、noteについて、文章について、個人的に感じたことをまとめたいと思います。
キナリ杯
岸田奈美という化け物
キナリってのは岸田さんが運営してるホームページから引用した言葉らしいですね。そこでは定期的にライター活動をしてるみたいで。
さらに取材やら対談やら、合間をぬってTwitterやらしつつのキナリ杯、ぱっと見た感じでもいつ休んでんのって感じです。
全てが「書くこと」につながっている気がするので、ほんとに文章が好きなんだなって事が伝わります。
で、またその文章がボキャブラリーがあって、言葉のセンスがあるし、言葉の引き出しもめっちゃあるんだろーなーって素人目にも伝わるすごさ。
虫のいどころが悪い時は京都の鴨川に居座るカップルを睨みつけながら歩くとか最高のフレーズですよね。
記事の更新頻度とかもすごいし、Twitterなんかはあれ3秒くらいで書いてそうですよね。ほんと文章お化けだと思う。
note界に潜む化け物
筆者がキナリ杯に投稿した時はかなり初期の段階で、まだ全部あわせても20前後くらいの投稿しかなかったんですよね。
そこで少し勘違いしてしまったのがほんと情けないんですけど、一瞬「いけるかも?」と思ってしまったんです。ずぶの素人風情が生意気にもね。
ところが日を重ねるにつれどんどんnote界の文豪たちが現れるわけです。
まずね、プロフィールの段階で白旗あげちゃいます。どっかの記事連載とか、社長とか、漫画家とか。それはやっぱり内容にも反映されててレベル高いし。
驚いたのがなんかの噺家さんで、もう自分の理想とするような面白文章を書いている方がいたんですけど、その方でさえnote界で賞を取った事が無いと、もうとんでもない世界ですよここは。狂ってる、狂ってるよここは。
noteで気づいた事
既存のテーマで勝負出来ない
ちょこっとね、ちょこーーっと文章に自信があったんですよ、でも見事に粉々に粉砕されました。
個人ブログでのほほんとやってるとなかなか気づかないものですが、note界に来れば一発で思い知らされます。
「ストレートに文章だけでは勝負できない」
文章っていっても色々ありますけど、日記、小説、創作、ギャグ、教養、この辺の元々あるジャンルってのはもう化け物がいて勝負にならないと思い知らされた。
情けないけども、現状を知るいい機会になりましたね。何様だってかんじですけど。
訳の分からんジャンルで勝負する
となれば、新たなジャンルを探すしか手はないです。
個人的に言えば、ベースはギャグ系でいきたいけど、それでは完全に文章力で負ける。
なので、そこに訳の分からん何かを掛けるしかないと思っています。それがなにかは分からんけど。。
いい例はnoteのビスコネタですよね、あれは斬新で、訳わからんジャンルで成功した例でしょう。
つまりオリジナル性ですね、文章力とかをカバーするにはもうこれしかないと思った。
まとめ
岸田さんをはじめ、note界には文豪がひしめき合っていることが分かりました。
文章で稼ごうとは思ってないけど、noteを見てると楽しいし、ここで自分も活躍できればもっと楽しいだろうなと思いました。
noteで得た物は個人ブログの方にいかせるでしょうし、また逆もありますし、とにかく記事を書く選択肢が増えて良かったと感じています。
キナリ杯は惨敗ですが、今後もnoteは続けていこうかと思います。