令和2年の電検三種、理論を受けてきました。
今年は比較的「難化」といわれていますが、個人的には例年より簡単に思えました。人それぞれでしょうね、得手不得手があるんでしょう。
今回は問5の「電線の抵抗」を求める問題について詳細を記したいと思います。
超ラッキー問題なので、解き方云々を書くほどでもないのですが、、電工2種とかでは基礎知識になります。
電検三種で出す問題ではないですよね汗。それが逆に落とし穴になったのかな。。
令和2年理論 問5
電線の抵抗を求める問題
設問の通り、4本の電線があって、それぞれ抵抗値の大きい順に並んでいるのはどれか?って問題です。
なんか裏があると勘ぐってしまう位、超絶イージー問題です。
ただし、電検三種ではあんまり目にしない公式を使う事になったのかもしれません。ほんと電工2種とか持ってると一瞬でわかる問題ですよね。
電線の抵抗値を求める公式
電線の抵抗値を求める公式は、下記の通りです。
ρ(抵抗率)×電線の長さ÷電線の断面積
です。
これだけです。。
しかも長さは「同じ」とあるので、そこを無視できます。
ですから単に、
ρ(抵抗率)÷ 電線の断面積
で答えがでます。
したがって、4つのパターンに上の公式を当てはめると。
A:8.90×10^-8÷9×10^-5=9.8×10^-4
B:2.50×10^-8÷5×10^-5=5×10^-4
C:1.47×10^-8÷1×10^-5=1.47×10^-3
D:1.55×10^-8÷2×10^-5=7.75×10^-4
になるので、答えは、
「C > A > D > B」 の(4)になります。
まさか電工2種の基礎問題がでるとは思いませんでした。一応電検三種のテキストにものってはいますが、すっ飛ばしていた方が痛い目を見たのかもしれませんね。
でもこれは本当に電工2種で出たとしても、ボーナス問題なくらいイージーでしょうね。