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「エッジコンピューティング」「ネットワーク仮想化」次世代通信インフラについて

エッジコンピューティング

最近耳にする事が多くなってきました「エッジコンピューティング」「ネットワークの仮想化」。有名なところでは楽天モバイルがネットワークの仮想化によって大幅なコスト削減が見込めるといったような事がありましたね。

ところが一見、何のことを言っているのか分かりませんよね?実際に説明を聞いても良く分からない方は多くいると思われます。

今回はこのエッジコンピューティング、ネットワークの仮想化に焦点を当てて簡単にまとめたいと思います。

簡単にいうと、前者は「インターネット上の通信トラフィック分散」、後者は「ハードウェアをソフトウェアで代用」になります。両方ともに画期的な技術であることは間違いありません。

エッジコンピューティング

従来のネットワーク

従来のインターネット通信では、各デバイスから利用するアプリケーションによって目的の情報があるサーバーと直接やりとりするのが主流でした。

例えばスマホでyoutubeを再生させる場合、家庭のルーター、もしくは基地局を介してクラウド(インターネット上)にある動画の保管先であるサーバーにアクセスし、そこからデータをダウンロードする仕組みです。

エッジコンピューティングを利用したネットワーク

変わって、エッジコンピューティングを利用したネットワークでは、デバイスにより近い箇所、例えばルーターや基地局にサーバーの機能を持たせたものを設置します。

これによってデバイスは従来のようにクラウドにあるサーバーに直接アクセスするのではなく、より身近にあるルーターや基地局とのやり取りで目的の情報が得られる事になります。

つまり、エッジコンピューティングのサーバーがデバイスと目的のサーバの仲介役として入り込む感じですね。

エッジコンピューティングのメリット

負荷分散

仲介役として設置されたサーバーが、従来ではデバイスとクラウド上のサーバー間で行っていたデータ処理を肩代わりしてくれる他、エッジコンピューターのサーバーのみで処理可能なデータはクラウド上のサーバーに転送しないため、負荷分散の役割につながります。

つまり、通信トラフィック増加による遅延が起こりにくくなる訳ですね。

通信コストの削減

エッジコンピューティングのサーバーで処理できる範囲が広まれば、通信トラフィック増加による遅延対策、つまりネットワーク上のインフラ増強等のコストを削減する事が出来ます。

ネットワークの仮想化

ハードウェアをソフトウェアで代用

楽天モバイルが「ネットワークの仮想化」で通信インフラに革命を起こすと話題になりましたね。この仮想化についてもいまいちピンときていない方は多いでしょう。

これは携帯電話網独自の設備に係る事なんですが、少々ややこしいんですよね、携帯電話網って。

携帯のデータは大きく分けると2種類に分類されます。1つは「音声」、2つ目は「パケット」※現在は音声もVOIPでほぼパケットだけど。。そこは置いときます。

実はこの2つのデータ、基地局を介した後でそれぞれ「音声交換機」「パケット交換機」の2ルートでデータが流れていきます。これは、専用の設備が多く存在すると言うことです。

楽天が言ってる仮想化は、このような設備であるハードウェアをソフトウェア(サーバー)で代用するって事なんですね。

つまり、1つの設備で後はソフトウェアで音声とパケットの両方を処理させるということです。もちろん、大きく設備削減につながります。

基地局等にもこの仮想化が進められているみたいで、通信方式(4Gから5Gとか)等もソフトウェアで管理できるみたいですね。

ネットワーク仮想化のメリット

設備コストの削減

前途した通り、従来の設備が不要になりますし、新たに増やす必要もない(4G→5Gとか)、ソフトウェアの更新が設備増設を兼ねるって感じですね。もちろんその分コストは下がります。

余談ですが、楽天以外はやっていないのか?となりますが、実際はやってるみたいですね。

ただし、既存の設備が多く存在するために、なかなかこの恩恵は受けられない現状みたいです。新規参入の楽天ならではの成せる業でしょう。

メンテナンスが容易

従来の多くあった設備が簡略化され1つになり、ソフトウェアで管理が出来る訳ですので、ソフトウェアに関する知識さえあれば容易にメンテナンスが出来るようになります。

ハードウェアの故障が起きても、従来のように多くの種類が無いため、サーバーの交換のみでOKとかになりそうですね。

「エッジコンピューティング」「ネットワーク仮想化」次世代通信インフラについてまとめ

5Gが本格的に始まれば「エッジコンピューティング」のシステムは必須になりそうな気がしますね。多くのデバイスがネットワークに接続されるわけですから、通信トラフィックの分散はかなり重要なポイントだと思います。

ネットワークの仮想化についても、設備の簡素化、メンテナンスのしやすさといったメリットが多く見受けられますので、今後主流になっていくのかなと思います。確かに実現できればインフラに革命が起きますね。

まだどちらも本稼働には至ってませんので、実際はどうなるか分かりませんが、恐らくこの技術が今後通信インフラの中核を担っていくんではないでしょうか。

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