電検三種攻略ブログ

電検三種とオススメ音楽。ためになる家電の知識をお届けします。

「電波障害による通信不具合を解消する方法」スマホのタッチパネルでノイズ発生元の特定

calendar

一介に通信障害といってもいろいろありますが、その中の一つに「電磁波による通信障害」があります。

電磁波、つまり磁界の事になりますが、この磁界は電気と密接な関係にあるため、様々な電子機器から発生しています。

わかりやすい設備ではトランスがありますね。

トランスは鉄心を中心にコイルが2つ巻いており、1次側と2次側で別れています。この間は電気的につながっておらず、1次側のコイルに電流が流れて発生する磁界の変化により2次側に起電力が発生する仕組みとなっています。

身近では交流電源を直流に変換するACアダプタ等がこのトランスに該当しますね。

近年ではACアダプタの小型化が進んでおり、大きなコイルを使う代わりにスイッチング電源回路を使用し、より高速な磁界の変化を起こすことで小さなコイルでも代用できるようになっています。

小型化できる最大のメリットがありますが、反面前途した「電磁波」が発生しやすくなっています。

即ち、通信障害を起こすほどの電磁波は、電子機器の電源部から生じている事が多いのです。

そこで、簡易的に電磁波の発生源を特定する方法を記したいと思います。

結論から述べると、スマホのタッチパネル「静電容量式」を利用した確認方法になります。

スポンサーリンク

タッチパネルの方式

タッチパネル方式

すこし話がそれますが念のために。主に2つの種類があり、「抵抗膜式」と「静電容量式」に分かれます。

スマートフォンでは「静電容量式」が採用されています。ここでは簡単にそれぞれの特徴について述べます。

抵抗膜式(感圧式)

パネルに薄い膜が張り付けられており、その膜とパネルの間にわずかな隙間があります。

任意の箇所を押下した際、その部分がつながり通電することで反応する仕組みです。

銀行のATMなどで利用されてますね。利点としては押せばなんでも反応する(プラスチック等)事ですね。半面、しっかりと押さなければ反応しない事がデメリットではあります。ただ、銀行のATM等では誤操作を防ぐ意味で、簡単に反応しないほうが良しとされます。したがってこのデメリットがかえって利点として使える訳ですね。

静電容量式

スマホの主流ですね。タッチパネル表面上に電界が発生しており、人体等の電気を通す媒体を介する事で触れた部分の電界に変化が起こり反応する仕組みです。

利点は反応が良い事です。半面、プラスチックなどの電気を通さない物質では反応しないのが特徴です。

電磁波(ノイズ)発生源の特定

電磁波ノイズ

体感で通信障害が起こりやすい場所を絞り込む

本題、例えば内線のPHSがつながりにくい場合などは、まずおおかた発生しやすい場所を絞り込みます。この部屋だけつながりにくいとか。

もしくは全滅の可能性もありますね、その場合は中継器のある部屋を疑います。

絞り込んだ場所の電子機器にスマホを近づける

その後はひとつづつ電子機器のそばにスマホを近づけてみます。

もし通信異常を起こすほどの電磁波が発生しているのであれば、スマートフォンのタッチパネルが勝手に反応しているはずです。

これは強い磁界によりスマホのタッチパネルの電界が影響をうけ、誤作動するといった仕組みです。

もしスマホが勝手に反応する電子機器を特定できれば、一度その電子機器の電源を切って下さい。おそらくその後は通信異常が起こらないはずです。

豆知識

コンセントアース

電源のアース接続について

電源コンセントのアース接続はきちんと出来ていますか?仮に、ACアダプタが電子機器の内部に組み込まれているとすれば、内部からノイズが発生したとしてもフレームがアースの役割を果たしてくれるので外部にノイズが出ていくのを防ぐ役割を果たしてくれます。

電源のアース接続は感電防止だけの役割ではないんですね。

「電波障害による通信不具合を解消する方法」スマホのタッチパネルでノイズ発生元の特定まとめ

電源回路

以上、稀なケースかもしれませんが、筆者は実際にこのような経験もしていますので、同じような事象に遭遇された方は一度試してみて下さい。

電源部、ACアダプタからのノイズ発生は前途したスイッチング回路の不具合で起こる事が多いです。平滑用コンデンサの容量抜けとか。

片っ端から電子機器の電源を切っていけばいいかもしれませんが、今すぐには落とせない機器もあるかと思いますので、そういった場合には有効かと思われます。

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す