今更ながらVRに興味が沸いたので、VRのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を購入しました。ホントはPSVRとかディスプレイ一体型のHMDが欲しかったんだけど、高価なので断念。
とりあえず体験はしてみたかったので、今回はスマホ用ヘッドゴーグルを購入しました。 購入したのは「Canbor VR1006」というスマホ用ゴーグルです。
以外や以外、予想以上にVRを楽しめたので、「Canbor VR1006」の感想を綴りたいと思います。
※VRについてはコチラの記事で詳しくまとめてます。→「VR・AR・MR・SR」とは?押さえておきたい基本的な知識
Canbor VR1006詳細
値段:アマゾンにて¥3000で購入。
視野角:120°
スマホ対応インチ:4~6.3インチ
レンズ調整:目の幅に合わせてレンズの位置変更が可能。また遠視0-400度(0.08)、近視0-800度(0.03)の人もピントを合わせる事が可能。つまり範囲内ならメガネ無しの裸眼でOK。
コントローラ: Bluetoothコントローラにて操作が可能。
スピーカー:無し。スマホから直接、orイヤホン。
付属品
写真の通り、本体、コントローラ、説明書になります。あと写すの忘れたけど、レンズ拭きと、使うスマホが小さい時に、外から光が射し込むのを防ぐシートみたいなのが入ってました。
使用方法
ゴーグルの使用は下記手順の通りで至って簡単です。
①Bluetoothコントローラをスマホとペアリング。
②あらかじめ見たいVR動画を開いておき、 スマホをゴーグル内部にセット 。内部にはスマホを固定する台があり、可働式となってるので、スマホの大きさに合わせて台を固定。
③ゴーグルを被る。頭にフィットするようにバンドの調節を行う。
④レンズの調整。両目の幅(本体上部のつまみ)とピントの調整(両サイドのつまみ)を行います。顕微鏡見る時の調整と同じ感覚。
これだけでVR動画を体験する事ができます。360°動画なら、上下左右にVR世界が広がっています。後は、 Bluetoothコントローラで音量調節や再生、停止、動画選択等が可能です。
※VR動画を再生する時は、画面が2分割されている事が必須。画面の「メガネマーク」をクリックすると、2分割されたVR専用表示に切り替わります。
ちなみに、スマホのサイズによってはレンズの調整が上手くいかない事があります。その場合はスマホで「Cardboard」というアプリをダウンロードして、ゴーグルに貼り付けられている2次元バーコードを読み取って下さい。それでピントが合う様になります。
スマホVRの感想
意外でしたが、スマホゴーグルでもかなり本格的なVR世界を体験出来る事が分かりました。youtube等にある程度コンテンツが揃っているおかげもあるでしょうが、スマホと専用ゴーグルの組み合わせの完成度も高いと思います。
ただ、やはり映像には粗さが目立つのは否めないですね。今回筆者が試したスマホは720(HD),1080(フルHD),の2パターンでしたが、360°となるとやはり見える箇所の画素は落ちているので、たとえフルHDでアップされているVR動画でも見えている箇所はフルHDの一部をトリミングした、いわゆるデジタルズームしたような画面になっちゃいますので、少し残念ですね。あと目の前に画面がある訳ですから、そりゃ粗さも目立ちますよね。
しかし、この低価格で360°VRを体験出来るのは、コスパ最強といっても過言じゃないでしょう(6軸ジャイロセンサーやディスプレイがスマホ側に付いてるから成せる業でしょうが)。
無料のコンテンツが結構揃ってますし、色々楽しめる事間違いなしです。絶対にオススメしたいですね。
VRを体験した事が無い人にとっては、必ず満足して頂ける結果となるでしょう。それだけVRには魅力が詰まっています。
スマホVR「Canbor VR1006」まとめ
今回購入しました「Canbor VR1006」は、十分に使い勝手は良かったです。 ただ、正直いうと、恐らくゴーグルの方は他のやつでもそうそう変わりは無いかなと感じました。というのも、構造がほぼ同じだからですね。レンズと調整、あとあってもスピーカ内蔵とか。
ただし、左右片方ずつのピント調整は精細にできないっぽいので、両目の視力に差のある方は「メガネのまま視聴できるVRゴーグル」がおすすめですね。↓
映像の粗さを抑える決めてはズバリ「スマホの解像度」ですね。もちろんコンテンツ側も高解像度が必要ですが。
多分、4Kスマホで8KのVR動画みたらかなり違うと思う。フレームレートも上がるし、粗さは大分というか、ほとんどなくなるかも。スマホの4Kディスプレイの意味がようやく分かった気がしましたね。
機会があれば、4Kスマホでゴーグルつけてレビューしてみたいと思います。
最後になりますが、スマホVR、ホント十分に楽しめます!ディスプレイ付きのHMDと比べれば性能は落ちると思いますが、価格が異常な程安い、ケーブルが要らない、コンパクト、等のメリットが多くあります。
まだ体験してない方はホント是非、体験してみて下さい!高解像度のスマホをお持ちなら、尚更オススメです!