2021/12/15 よりサイトリニューアルしました

手乗りサイズの小さい2足歩行ロボットを自作してみる②TinyPicoのセットアップ

TinyPico

 

前回、ミニロボットを作成するにあたり、おおまかな構想についてまとめました。↓

 

今回は核となるマイコンボードの「Tinypico」のセットアップ、動作確認についてまとめようと思います。

おそらく、今のところあんまり有名ではないといいますか、聞きなれてない名前のマイコンだと思いますんで、まずはTinyPicoってなんぞや?ってところから軽くまとめていきたいと思います。

 

 

TinyPico

超ミニサイズのESP32ベースマイコンボード

とりあえず公式のURLを貼っておきます。

https://www.tinypico.com/

サイズは驚きの18×32です。分かりやすいように比較写真を乗っけておきます。↓

 

比較写真 tinypico
比較写真2 tinypico

ESP32のおよそ半分の大きさです。で、肝心のスペックですが、こちらの通り。↓

tinypico スペック

 

ESP32とほぼ同じでございます。ピン数が少し少ない程度じゃあないでしょうか。素晴らしい基板だと思います。まさにミニチュアの電子工作にはぴったりのマイコンボードといっていいでしょう。

ただし、お値段は¥6000程度しますので、少し割高です。

私の場合、アメリカから取り寄せたので運送料込で¥8000ぐらいいっちゃいました(-_-;)

それではtinypicoのセットアップに入りたいと思います。

 

 

セットアップ

micropythonはプリインストール済み

https://twitter.com/ketunorobio/status/1530702581651058688

といわけで、PCにPythonの開発環境が整っていれば、速攻でthonny ideが認識しちゃいます。つまりファームウェアのセットアップする必要性は無し。(Cは分かんないけど。。)

ESP32だとファームウェアが無数に存在するので、結構ややこしい部分がありますので、これはありがたいですね。

tinypicoのセットアップに関しては、恐らくファームウェアの不具合で再インストールが必要な場合に初めて必要になってくると思われます。

それでは続きまして、簡単なプログラムを作成して、PCA9685経由でサーボモーターを制御してみたいと思います。

 

 

TinyPicoでサーボモーター制御

micropython

前回、構想でまとめた通り、M5stack core2をコントローラーにして、UDPでTinyPicoと通信させてみます。

プログラムはmicropythonで書きました。

プログラムはテスト用ですので、詳細は割愛させていただきます。

こんな感じで、ちゃんとI2Cで制御出来ています。↓

https://twitter.com/ketunorobio/status/1531011695472087040

 

 

課題はPCA9685の大きさ

マイコン、サーボモーター、バッテリーといい感じで小さくまとめる事が出来ましたが、サーボモータードライバのPCA9685だけがどうにもなりません。(-_-;)下の通り、小型化を邪魔しています。

https://twitter.com/ketunorobio/status/1531012145613197312

まあどうせ探せばネットであるだろうと思い込んでいたのですが、意外や意外でこれが無いんですよね。。

今思えば、もともとそんなに大きな基板じゃないですからね、さらに小さいってなると需要は無いんでしょうねきっと。私は喉から手が出るほど欲しいのですが。。

いい機会なので、自分で基板から作ってみようかなとも思ったのですが、とりあえず閃いた事があるので、まずはそれを実行してみようかと思います。

その内容については、、次回。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です