micropythonでbleを使う場合、ubluetoothのライブラリが必要(他もあったらごめんなさい。。)ですが、M5stickCにM5burnerを使ってmicropythonファームウェアを書き込んだ場合、ubluetoothを使う事が出来ません。
これを解決するには
①ESP32のファームウェアを書き込む
②ubluetoothのライブラリをファイルとしてローカルに保存する
の方法がありますが、②の方法はWEBで探しても見つかりませんでしたので(あったらごめんなさい汗)、①が有力になります。
今回は①の方法でM5StickCにESP32のmicropythonファームウェアを書き込む方法をまとめようかと思います。
ESPツールでファームウェアの消去
ESPツールを使う事でPCからUSB経由でM5StickCにファームウェアの消去、書き込みが可能になります。
詳細については過去記事でまとめていますので、そちらを参考にして下さい。↓
M5burnerでファームウェアを書き込んでいる場合は一旦ESPツールで消去します。
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esptool --port COM〇 erase_flash |
ESP32 micropythonファームウェアのDL
公式サイトよりファームウェアをDLします。
続いてM5stickCにESPツールを使ってファームウェアを書き込みます。
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esptool --chip esp32 --port COM〇 write_flash -z 0x1000 ファームウェアファイル |
ところが、これが上手くいかない場合がありますので、Thonny IDEを使って書き込む方法も載せておきます。
Thonny IDE でファームウェア書き込み
ツール、オプションからインタプリタを選択し、右下のonstall or update firmwareをクリック。
ポート番号を選択後、DLしたファームウェアを選択します。
その後インストールをクリックすれば、書き込みが開始します。(今気づきましたがErase flash before installingのチェック欄があるので、これならファームウェアの消去から書き込みまで一括でやってくれそうですね。)
書き込み後、ubluetoothをimport出来るようになっているはずです。
ただし、代わりにM5stack特有のライブラリが使えなくなりますので、そこがネックではあります。