音声自動認識で色々な質問に対応してくれるスマートスピーカー。私はスマートホーム構築の目的で「Google Home」を購入しましたが、今回はスマートスピーカー単体でどのような機能が使えるのかを調べてみました。
スマートスピーカーとは
スマートスピーカーは、自動音声認識機能を備えたスピーカーの事で、ネットワークに接続する事で入力された言葉に対して結果を音声にて知らせてくれる「AIスピーカー」です。例えば、天気予報とか、ニュースなどが会話感覚ですぐに回答を得る事が可能です。もちろん、スピーカーですので音楽を楽しむ事も可能です。さらに、他のデバイス(照明やTV等の家電)がスマートデバイスに対応していれば、スピーカーへの語りかけで操作する事が出来ます。(on,offや音量調整など。)※動作させる大前提として、無線接続(WI-FI)、インターネット接続環境が必要です。
スマートスピーカーの動作の仕組み
「Google Home」は、無線(WI-FI)にて家庭の無線lanと接続されます。電源は必要ですので、専用acアダプタを接続するだけですので、見た目はすっきりしています。初期設定は基本PCかスマホで専用アプリを使い行います。
音声認識から結果通知までの流れは、スピーカ―⇒無線Lanゲートウェイ(ルーター)⇒WAN⇒ 無線Lanゲートウェイ(ルーター) ⇒ スピーカ― の流れで、音声が入力された後はスピーカーが自動でインターネットから情報(回答)を探して帰ってくる感じですね。
他のデバイスとの連携については、基本WI-FI接続でIPアドレスでのやりとりとなるので、スピーカー⇒ 無線Lan ⇒他デバイス とARPテーブルを参照し接続する仕組みですね。PCのLAN接続と同じ感じです。
スマートスピーカー設置のメリット
なんといっても 音声による自動検索、回答でしょう。 音楽が聞きたきゃ好きなアーティストの名前を挙げるだけでランダムでそのバンドの楽曲をかけてくれます。手軽に聞けてすごい便利ですね。天気予報やニュースなども、知りたい時にひと声かけるだけで情報が返ってくるのは一番楽な方法と言えます。
そして他スマートデバイスとの連携。こちらもひと声で家電を操作できるという素晴らしい機能です。もはや専用リモコンは必要ない時代に突入しました。
スマートスピーカー「Google Home」を導入してみた感想。
正直いうと、スピーカー単体ではそんなに期待はしていなかったんだけど、設置してみて、スピーカーだけでも十分価値ありと思えましたね。音声認識の素晴らしさを体感出来る最高のスピーカーだと思います。なんつっても「ひと声かけるだけ」ですから。普通に使う分には欠点はほとんど無いんじゃないかな。ブルートゥースでスマホとペアリングし、スマホ内の楽曲の再生も可。
ネックをあえて言うならば、まだ他のデバイスと連携が取れにくい事(スマートホーム目的じゃなけりゃ問題ないけど。)。大体の家庭の家電がスマート家電に対応してないと思う。数年後にはほとんどが対応してんだろうけど。今はスピーカー単体では連携は厳しい。そんでもってDLNA対応じゃないから、家のサーバー(ストレージ)から音引っ張ってこれない、これ注意。ただ有料だけどオンラインに自分の曲をアップロードできるみたい。どうしてもこのスピーカーで自分の取りためた曲を聴きたい方はその方法で。
あと音楽の再生が、洋楽はほとんどミスなく再生されてが、邦楽が時々違うバンドの曲が流れる。 ユニコーンで一発目が布袋だったの笑ったけど、まあ愛嬌ですね。X japanでもイエモンが流れたりしたから、邦楽は多少ばらつきがあるかもですね。
ただまた言いますけど、ほんとに「十分価値あり」です。今後も機能がどんどん追加されてくだろうし、買って損なしの家電だと思いますよ。普通のスピーカーが無い家庭ならなおさらオススメします。価格もお手頃だし。
私的にはスマートホームを目指しているので、「ネイチャーリモ」と連携させたいと思ってます。ネイチャーリモとの連携はコチラ→「スマートホーム化」Nature Remoとgoogle homeを連携させてみよう
別でサラウンドがあるから、音で言えばこのスピーカーはサブ的な使い方かな。それでも十分満足な一品です。