先日、家族で生駒山上遊園地に行ってまいりました。
そこで少し風変りな船の乗り物を見かけたので、子供と一緒に乗ってみました。形状はこのような感じです。↓
船体の横に水車が付いているので、「外輪船」と呼ばれているみたいです。中にあるクランクを回すと水車も回る仕組みで、組み合わせによって前進、後退、左旋回、右旋回、前右左折、後右左折が出来ます。
これが意外とスムーズに進むものでして、少し関心していた時に「あ、これ作れそうだな」に至った次第です。
外を出歩くとこういった出会いが結構あるので、引きこもってばっかりではいかんなあとも思った次第です。
それでは、これから数回に分けて、外輪船ラジコンの制作に関する事をまとめていこうと思いますので、もし興味のある方は参考にして頂ければ幸いです。
今回は、全体的な構成と下準備についてをまとめておきます。
外輪船の構成
外観
生駒山上遊園地のを参考に、船体と側面に水車を2つ。船底は色々なパターンがあるみたいですが、今回はスピード重視ではなく、進めば良しとするので、安定感のあるフラットな船底のものにします。
ハードウェア部
2つの水車はDCモーター2個を使い、マイコンを使って制御させます。今回、マイコンボードにはRaspberry pi ZERO2 W を使用しました。
Raspberry Pi ⇒ DCモータードライバ ⇒ DCモーター×2
バッテリはマイコン用とドライバ用で2つ使用します。
ソフトウェア部
カメラも搭載させたいと思ったので、とりあえずブラウザから操作する仕組みにしました。
スマホからRaspberry PiのWEBサーバーにアクセスし、そこの画面にカメラ画像を反映、配置されたボタンを押せばモーターが回転するようにします。
スマホ ⇒ wifi ⇒ raspberry Pi(html ⇒ javascript ⇒ pyrhon(cgi))
下準備
船体の書き出し
とりあえず搭載するマイコン等が収まる大きさにした船体の形状を、ノートに書きだします。
これを基にして、あとで3DCADを作成します。
部材の用意
・Raspberry Pi ZERO2 W
・タミヤツインモーターギアボックス
・DCモータードライバ(2CH)
・導線
・半田、半田こて
・リポバッテリー × 2
次回
次回は、手書きでスケッチした船体をもとに3D CADを作成し、3Dプリンターで印刷します。
印刷した船体にハードウェア一式を載せて、水に浮かべるテストまでを実施したいと思います。