¥500の安さで手軽にPIC感覚で扱えるマイコンボードのRaspberry Pi picoについてセットアップに関する事項の備忘録になります。
すでに巷に溢れかえっている内容になりますが、一応ここのサイトでもまとめておこうかと思います。
micropythonのインストール
以下の公式サイトからmicropython項目をクリックし、「UF2ファイル」をダウンロードします。↓
続いて、picoのBOOTSELボタンを押したままの状態で、usbケーブルでPCと接続します。
PC上でpicoが「RPI-RP2」の名前でストレージとしてマウントされます。
あとは「RPI-RP2」の直下に先ほどDLしたUF2ファイルをドラッグアンドドロップ(コピー)することでpicoの再起動処理が発生し、micropythonがインストールされた状態となります。非常に簡単です。
つまり、この後はThonny IDE等を使ってmicropythonのファイルをpico内部に作成する事が出来ます。
プログラムの自動実行
「main.py」の名前で作成したファイルを保存しなければ、picoの電源起動時にプログラムが動いてくれません。
また、やらないとは思いますが「boot.py」でもプログラムを自動起動させることは動きますが、boot.py 内で無限ループになるなどした場合には、REPL が使えないので停止が出来ません。
これをしちゃうと、IDEでは修正する事ができません。この場合は、フラッシュロムを初期化するしかありません。
フラッシュROMの初期化
下記公式サイトからメモリリセットのファイルをDLします。↓
その後は「UF2ファイル」のインストール手順と同じで、DLした初期化のUF2ファイルを「RPI-RP2」の直下にドラッグアンドドロップします。
再起動後、初期状態に戻っているので、再度インストールを行えば直ります。