令和元年の電検三種試験まで残すところ1週間を切りました。
1年に1回の試験ですので、筆者もそうですが再チャレンジの方は長く感じた方もいるでしょう。モチベーションの維持も大変だったと思います。
ぎりぎりになりましたが、「機械」の項目もアップできましたので、ひとまず当サイトにて電検三種の4科目、あくまでも基礎的な内容にはなりますがまとめる事ができました。
少しでも電検三種の合格を目指している方のお役に立てれば幸いです。
さて本題ですが、「機械」科目について要点をまとめたいと思います。
一番押理解しておきたい項目
電動機、発電機、変圧器
過去問題を見てみると機械についてはこの「電動機」「発電機」「変圧器」に関する問題が半数を占めています。つまり、ココを理解していなければ必ずと言っていいほど合格は難しいでしょう。
電動機、発電機の仕組みはもちろん「直流機」「誘導機」「同期機」の違いについてもしっかりと頭に叩き込んでおくことが重要です。変圧器も同様。
意外とネックなのが文章問題です。計算問題も重要ですが、各種公式を覚えるとけっこう解けたりします。文章問題は根本的な仕組みを理解してなければさっぱりな事が多いので、やはり「仕組み」を理解することがポイントとなるかと思います。
増加傾向にある問題
パワーエレクトロニクス、論理計算
近年増加傾向にあるのがこの項目のような気がします。トランジスタやサイリスタ等、各種半導体の役割、計算式、論理演算の基礎をしっかり覚えておくとも重要ですね。
電動機で落とした問題を挽回するにはこの項目を抑えておく事が一番安全だと思います。
そんなに出題範囲が広くないので、原理を理解すれば結構簡単な方ではないでしょうか。とにかくここも重要です。
目を背けがちな項目
電熱、照明、自動制御、情報工学
だいたい参考書でも巻末の方に記載されている項目です。例年では出題数が少なく、かつややこしい問題が多いので多くの方は目を背けがちじゃないでしょうか。
正直言うと、ここはざくっとした認識でもいいかな、という感じなんですけども、次回の試験でどうなるかは分かりません。あまり認識のない状態で臨んで3~4問出された日にゃ取返しのつかない事態になるでしょう。
苦手意識を持つ方も多い項目でしょうが、ここも最低限必要な知識はつけるべきでしょうね。
まとめ
以上、機械の攻略ポイントをまとめましたが、やはり一番重点を置くべきは「電動機」「発電機」「変圧器」で間違いないでしょう。次いで「パワーエレクトロニクス」「論理計算」。ここまでは絶対に理解を深めた方が良いと思います。
電熱、照明、自動制御、情報工学については、覚えるに越したことはありませんが、優先順位的に言えばやはり一番後回しでいいでしょう。
個人的には昨年の試験の機械が簡単に思えたので、今年は難化してくる可能性があります。
もし機械に重点を置いて試験に臨むのであれば、例年にも増して準備し、臨んだ方が良いと思います。
最後になりますが、おすすめの参考書と動画を紹介しておきます。
参考書:電検三種徹底解説テキスト「機械」
動画:youtube電検合格
動画はかなり参考になると思いますのでお勧めです。前にも書きましたが、ノートなど取りながら視聴すればかなりレベルアップすると思いますよ。