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「5.1サラウンド」を導入しよう!リビングで映画館並みの臨場感が味わえる!

サラウンドシステム

地上波の映画放送など見る時に、画面の上の方に「5.1サラウンド」というような表示を見た事がないでしょうか?これはサラウンドシステムに対応していますよ、という意味であり、再生出来るシステムが整っていれば、映画館のような臨場感で音声を堪能することが出来ます。

本記事ではサラウンドシステムの素晴らしさと、おすすめの機種「SONY HT-RT5」についてまとめたいと思います。

サラウンドシステムとは?

サラウンドシステム特徴

サラウンド・5.1chとは?

サラウンドとは、主に5.1chとも呼ばれています。フロント(前面)スピーカーLchとセンターchとRch、リア(背面)スピーカーLchとRch、最後にサブウーファー、全6つのスピーカーで構成されているシステムを意味します。このシステムを聞き手を囲むように配置する事で、深みのある音声を楽しむ事が出来るのです。5つのスピーカーと1つの「低音専用スピーカー」の組み合わせである事から、5.1chと呼ばれています。

通常のTV内蔵スピーカは2chのステレオであり(前面のL.R2方向から音がでる仕組みですね。)、サラウンドのような音の深みを出すことが出来ません。

各スピーカーの役割

映画放送でいうと、フロントセンタースピーカーは主に「人の声」、フロントL,Rスピーカーは「音楽」、リアL,Rスピーカーは「効果音」、サブウーファーは「低音」、を、それぞれが再生しています。ですがあくまでも主に、ですので、各スピーカーからは、都度聞き手に聞こえやすいように調整されて音が再生されます。

スピーカーの設置場所

一般的に、臨場感のある音を再現させるスピーカー位置が決まっていてます。設置場所は、聞き手を中心に、センタースピーカーは12時の方向(真正面)、フロントL,Rは11時と1時の方向(ナナメ前)、リアL,Rは8時と4時の方向(ナナメ後ろ)が基準となります。

また、設置場所の高さについても一般的な基準があり、フロントは聞き手の耳の高さ、リアは聞き手の耳より60cm程上部におく事になっています。

なお、サブウーファーについては音が回り込みやすく、方向性を感じにくい性質をもっているので、基本設置は安定感があればどこでも良い事となっています。

サラウンドのメリット

ホームシアター

ホームシアターを楽しめる

地上波の映画、有料チャンネル、レンタルDVD等は全てがサラウンド対応です。
冒頭にある通り、サラウンドシステムの導入で家に居ながら映画館の臨場感をお手軽に楽しめる事ができる。せっかくだから映像のTVはなるべく大きい方がいいですね。

※TVについてはコチラの記事をご覧ください。→知ってそうで知らないテレビと放送の仕組み。そして「4KTVは買いか?」

音楽鑑賞

DVDなどのミュージックビデオはもちろん、CDや圧縮音源のACC、MP3、ゲーム等もサラウンドで楽しむ事が出来る。正確にはCDや圧縮音源はサラウンドには対応していないが、サラウンドシステム側で疑似的に5.1chを再現させてくれる。もちろん再生される音には奥行のある臨場感があり、ステレオスピーカーで聴くのとは大違いなのは間違いない。

見た目がかっこいい

おまけみたいなもんだが、スピーカーとかをAV機器コーナーに置くと見栄えがグンとよくなる。高級感が増すし、知り合い等にも「おおっ!」とうらやましがられることも。愛着もわきますしね。

使いこなせる

最大のメリットといってもいい。誰でも設置さえすれば扱える代物である。設置さえ終えれば、あとはメディアを再生させるだけなんだから。せっかくの面白い映画や良い音楽を、最高の音で手軽に楽しめるのだ。映画や音楽が好きなら、買って絶対に損は無い。

サラウンドのデメリット

デメリット

主に2点あります、 

①値が張る。

②場所取る。

ですかね。値段はだいたい相場で10万前後しますかね。私の使っているのは2年位前の製品になるので、当時は10万超えましたが現在では7万弱で購入できると思われます。場所も製品でぴんきりですが、私の場合だと幅:180 奥:45 位のTV台で、TVが55インチでもフロント周りは収納できてます。いちお写真貼っときます。

サラウンドシステムフロント
左の長方形がサブウーファー、TV前の長いのがフロントバースピーカー
サラウンドシステムリア
左がリアのRchスピーカー、右がLchスピーカー。線は電源コード。

オススメのサラウンドシステムについて

オススメ

SONY HT-RT5

という事で、オススメのサラウンドシステムを紹介したいと思います。現在私も使用している、「SONYのHT-RT5」という機種です。

特徴は、フロントスピーカーがパワーアンプ内蔵のバータイプで1つにまとまっていて、なんといっても、「無線」でシステムを構築できる点が売りです。

これは、通常スピーカーを駆動させる場合、TV等の音源をまずパワーアンプという機器で音を増幅させ、そこから有線でスピーカー繋ぎ駆動させる。というのが普通ですが、その有線の部分を無線にしているのです。つまり、フロントスピーカーから、無線でリア、及びサブウーファーに音源を飛ばしているのですね。

そのため、ネックとなっていたリア側の配線(フロントのアンプ~リア)がきれいさっぱりなくなったのです。ステキ。

しかも音質も最高でございます。自信をもっておすすめします。

※ただし各スピーカーに電源コードは差し込みが必要。つまり、リア、サブウーファーにもパワーアンプが内蔵されている事になります。無線なんで音源の増幅が必要な為です。

あ、一応ハイレゾ音源再生にも対応してます。

システムの接続について

簡単に説明します。今のご時世便利なもので、ほぼHDMIケーブルのみで構築する事が出来るようになりました。(すこし前までは光音声ケーブルみたいなのが必要だったけど。)

今のTVには「ARC」(オーディオリターンチャンネル)というHDMI入出力端子がついています。基本HDMIケーブルは、1方向にしか信号を流すことが出来ません。ところがこのARC対応のHDMI端子があれば、双方向にデータのやり取りが可能になります。ですので、

TV(ARC)⇔HDMIケーブル⇔フロントスピーカー←HDMIケーブル←レコーダー

のような接続で、TVの場合音声はARCからフロントスピーカーへ、映像はそのままディスプレイへ。レコーダーの場合は音声はフロントスピーカーへ、映像はARCからTVのディスプレイへ、となります。よって、ARCでは双方向へデータがやりとりされている事になります。

後はLAN接続すれば、DLNAでメディアの共有等が可能ですね。スマホのアプリで「song pal」をダウンロードすると、非常に便利です。簡易にLAN上のストレージから音源を聴くことが可能になります。

スマホからブルートゥースでシステムとペアリングして、そのままスマホの音楽を鳴らす事も可能です。

サラウンドシステムのまとめ

サラウンドのすすめ

TVが面白くなくなってきた昨今ですが、それでもまだまだTVの需要はあると思います。なによりデカい画面がメリットですよね。地上波見なくても、DVDや映画、ゲームやyoutubeだって見れる。スマホでミラーキャストもできるし、DLNAでいろんなメディアの再生も可能。これら全てを5.1chサラウンドで堪能できるんです。決して高くはない買い物だと思います。

今回私が紹介した以外でも、もちろんいい商品はあります。これを機に、サラウンドに興味を持っていただけたら幸いに思います。

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