クレジットカードの登録とかローンの借り入れとか、ちゃんと返済出来るか金融機関から審査されます。
どこぞで働いていて年収はいくら、年齢、預貯金いくらなどなど。いわば個人の社会的価値を試されるヤな審査。
こういった審査が、AIとビックデータによって数値化できる「AIスコア」で判断できる時代になりました。つまり個人の社会的価値がAIによってスコア化されるのです。見たいようで見たくない。。
数年前から企業や個人の評価を表す1つの基準として取り入れられていましたが、今後もどんどん加速していくと思われます。
したがって、お金の借り入れだけではなく、様々なシーンで「AIスコア」を判断基準として利用するのが当たり前の時代になりそうです。
日本ではみずほ銀行とソフトバンクが共同で展開している「J.Score」って名前のAIスコアサービスが無料で利用できます。
今回はAIスコアサービスの「J.Score」について、主なサービスの内容と実際に使ってみた感想をまとめたい思います。
目次
AIスコア「J.Score」について
AIスコア化
スマホのアプリで、個人が提供する様々な情報をAIとビックデータで分析しスコア化してくれます。学歴とか収入以外に「趣味」「性格」「健康」とかけっこうこまかく聞いてきますが、入力がチャット形式なんで楽です。
ちなみに入力する情報は個人を特定するような内容ではないので安心です。
スコアレンディング
個人向け融資サービスが利用できます。
AIスコアに応じた適正なレンディングの条件を、借り入れ前にすぐに確認する事ができます。
ハビットチェン
ググってみたら「習慣の鎖」って意味らしいです。
ここの項目にはスコアを上げる取り組みを習慣づける為の管理機能があります。
例えば学習習慣って画面をクリックすると、読んでいる本や、読み終えた本を記録できます。先月は3冊読んだとか。
あと、1つ読み終えるたびにスコアが上昇するって感じ。
また、40冊程IT関連の書籍が無料で読むことが出来ます(ダイジェスト)。
他に「運動」「睡眠」「お金」の管理機能があります。
「J.Score」の感想
結構リアルなスコアが出る
1000ポイントが満点っぽいんですが、筆者の場合730位。
意識高い系の人たちのブログみたけど、だいたい800超でした。なかなかリアルですね。
個人的には空しくも納得できる結果でしたので、現状を知るための一つの判断材料として利用するのは有りだと思います。まあ年収と資産で8割決まる印象ですけど。やはり世の中は金で決まります。
もちろん嘘を入力する事が簡単なんで、まだ実務的ではないです。君800なんで採用!とかはまだ先の話でしょう。
40冊無料のダイジェスト版書籍が良い
これ読む為だけにアプリインストールしてもいいと思います。
IT関連の著名人が書いた書籍がダイジェスト版とはいえ無料で読めるのです。
けっこうなボリュームです、40冊ですから。
AIスコアとは「個人の可能性、信頼性をスコア化」つまり【個人の社会的価値をAIで数値化】まとめ
正確な情報を入力すれば結構リアルなスコアが返ってくるんで、一度試す価値はあるかと思います。
今後ICTの発展によって詳細な個人情報がネットワークで管理される事を考えれば、AIスコアが個人を査定する定番のツールになるでしょうし、慣れといた方がいいでしょう。
将来、スコアのばす為に金払うって行為も出てきそうですよね。