いよいよケータイ大手3社より5Gサービスが開始致しました。
各社の5Gサービスについては過去記事にてまとめていますので、今回は各社の料金プランやコンテンツを比較したいと思います。
ドコモ、au、ソフトバンクの5Gサービス詳細についてはこちらでまとめています。↓
目次
料金プランの比較(パケホーダイ)
ドコモ 5Gギガホ
料金は¥7650。全ての割引込みで¥4480。
パケットは月10GBまで。これを超えると3Mbpsに速度制限がかかります(3Mbpsは良心的、十分使える速度)。
でも当面は「パケット無制限」で利用できるとのこと(5Gも4Gも)。
さらにテザリングもこれに該当するみたい。つまりモバイルルーターとしても十分に使う事が出来ます。
au データMAX5G ALL STARパック
料金は¥11150。全ての割引込みで¥5460、かつ月の利用が2GB以下の場合は¥3980。
パケット使いたい放題(※テザリングとローミングは月80GBまで)
4つのコンテンツがセット「Netflixベーシック」「Apple music」「youtube Premium」「TELASA」で使いたい放題。
au データMAX 5G Netflixパック
ALL STARパックの「Apple music」「youtube Premium」を抜いた感じのパケ放題プラン。
料金は¥9650。全ての割引込みで¥4260、かつ月の利用が2GB以下の場合は¥2780。
パケット使いたい放題(※テザリングとローミングは月60GBまで)
2つのコンテンツがセット「Netflixベーシック」「TELASA」で使いたい放題。
au データMAX 5G
サブスクセットなしのパケ放題プラン。
料金は¥8650。全ての割引込みで¥3460、かつ月の利用が2GB以下の場合は¥1980。
パケット使いたい放題(※テザリングとローミングは月30GBまで)
ソフトバンク メリハリプラン
料金は¥7480。全ての割引込みで¥3480、かつ月の利用が2GB以下の場合は¥1980。
このプランは「カウントフリー」でyoutubeや各種SNSが使いたい放題になります。
さらに、50GB のデータを利用できるので、実質はパケホーダイと同じだとの事。
まとめ
各社ともに実質パケホーダイのプランになっています。
唯一異なる点は、auは「サブスクリプション」がセットになっているプランがある事位でしょうか。
それを抜きで考えると、
ドコモ 5Gギガホ:全ての割引込みで¥4480。
au データMAX 5G:全ての割引込みで¥3460。
ソフトバンク メリハリプラン:全ての割引込みで¥3480。
※各社とも半年割とか含んでいますので、半年後に¥1000上がったりしますので注意。
となり、ほぼ僅差ですが、auが最安値となります。
加えてauのサブスク込みのプランは2種類ありますが、安い方だと全ての割引込みで¥4260なので、それでもドコモよりは安くなります。
個人的にはauのサブスクがインパクトあり、他社より一歩リードしている印象です。
ただ、一般的に見ればほぼ横一線の料金プランとも思えますので、あとは5Gのコンテンツ次第になってくると思われます。
尚、各社とも「段階プラン」が存在しますが、5Gでそんなプランを選ぶなよという筆者の勝手な信念から割愛させていただきます。
5Gならばパケホーダイを選んでください。
5Gコンテンツの比較
ドコモ
動画のマルチアングル
視聴する動画を自由にマルチアングルで見る事や、ズームも可能になります。
画質も良いため、ズーム時の劣化もない。
VRコンテンツ
360度ビューを高画質で楽しむ事ができます。
ライブやスポーツ観戦など、HMDを使えば目の前にいるかのような臨場感を楽しめるはずです。
MRコンテンツ
現実世界に仮想世界を混合させることが可能になります。
例えばカメラに映る風景にアニメのキャラを登場させるとかですね。
これもHMDを使えばより臨場感がでるでしょう。
モーションキャプチャ
自分の動作に合わせ、アニメキャラを動かすといった動画も手軽に作成することが可能になります。
Vtuber等が今より簡単に出来るようになります。
Markers
Markesアプリを使用すれば映像の撮影、編集、視聴、保存、と一連の作業が容易に可能となります。
撮影した映像は専用クラウドに保存し、クローズドな環境でマルチアングルなどの高品質な動画を共有する事が出来ます。
au
AUGMENTED walk
Netflixが2020年4月23日から独自配信する「攻殻機動隊SAC_2045」とコラボし、街中でその世界観を再現。
渋谷で体験できるらしいです。まとめるとAR、MRですね。
AUGMENTED Entertaihment
音楽などのライブを行っている「現地」、ライブビューイングなどの「サテライト会場」、スマホなどの端末への「映像配信」の3つの視点における拡張体験を創出。
まとめると、4K、8K、VR(360度ビュー)などですね。
AUGMENTED sports
5Gスマホやスマートグラスを通して選手の情報を表示しながら観戦が可能。
ソフトバンク
AR SQARE
ARを有効に利用したサービス。例えば個人で撮影した動画にタレントやキャラクターを登場させる事が出来ます。
自分と有名人があたかも同じ空間に存在するような状況を画像として収めることが出来るんですね。
ただこれ肖像権はどうなるんでしょうか、特定の方しか無理でしょうねきっと。
VR SQARE
HMDで360度ビューとか、目の前で観戦するとか、VRでライブやスポーツをよりリアルに体感する事が可能になります。
FR SQARE
多角的視点で映像を体験することが可能になります。
つまり配信動画のマルチアングル。
ゲーム高品質
PCゲームのような高品質のゲームもスマホでプレイすることが可能になります。
データの処理はサーバー側にさせることで、スマホ側は大容量の通信さえ出来れば良いって感じですね。
まとめ
高速・大容量、低遅延、多数接続の5Gならではの魅力的なサービスがありますが、今のところ各社であまり差はない印象です。
今後はどんどん5Gのコンテンツが増えていくと思われますので、これからが勝負でしょう。
5Gのカバー率
各社共に2023年に全国をカバー予定
2020年3月の時点で、各社共に5Gのカバーエリアは大阪、東京、などの主要部のみに限られています。
今のところ、各社共にかなり狭いエリアとなっていますが、2023年をめどに全国をカバーするとの予定らしいので、今後もどんどんエリアを拡大していって欲しいですね。
ケータイ大手3社「5Gサービス比較」【料金プランはauが一歩リード、5Gコンテンツはほぼ横並び】まとめ
タイトルの通りになってしまいますが、5G特有のコンテンツ、エリアカバーは各社共に横並び状態になっている印象です。
飛びぬけて良いと言えるプランではないですが、やはりauの価格、そしてサブスクのセットがインパクトがあるな、と思います。その点でauが一歩リードしているかなと。
でも結局は、5G契約も従来通り「割引が一番効く」キャリアを軸としてユーザーは流れていくでしょうね。
あと、忘れてはいけないのが最後のキャリア「楽天」です。
6月に5Gサービスを開始する予定ですので、目新しいサービスを期待したいですね。
今は自社のインフラ整えるので精一杯なんでしょうけど。