先日、M5社から新製品の「ATOMS3」が発売されました。
24mm×24mmの超ミニサイズで液晶付き、ESP32-S3コントローラを搭載した小型の開発モジュールです。
基本的にはArduino IDEなどC言語でコードを書くみたいですが、少しクセがあって開発環境を整えるのに一手間いるみたいですね。
今のところUIFlowに対応していないのですが(2023/1/5時点)、公式のESP32-S3ファームウェアを書き込んでみたところ、thonny IDEが認識しましたので、micropythonが使えるようになりました。
という事で、ここでESP32-S3のファームウェア書き込みについてまとめておこうかと思います。
近いうちにUIFlowに対応すると思いますが、現時点でATOMS3をmicrpythonで開発したい、という方の参考になれば幸いです。
※M5公式のファームウェアではないので、M5系のライブラリは使用できません。
ESP32-S3のファームウェアをDL
ESP32公式サイトから、ESP32-S3のファームウェアをDLします。
ESPツールでファームウェアの書き込み
Windowsでの説明になりますが、まずATOMS3にESP32公式ファームウェアを書き込むにはESPツールが必要なので、インストールします。インストールの方法は過去記事でまとめていますので、参照ねがいます。↓
インストール後、CMDでATOMS3にファームウェアを書き込みます。
手順は以下の通り。
フラッシュ消去
1 |
esptool --port COM〇 erase_flash |
ファームウェア書き込み
1 |
esptool --chip esp32s3 --port COM〇 write_flash -z 0 ファームウェアファイル |
Thonny IDEで確認
書き込みが終われば、Thonny IDEで認識するか確認します。