先日、google home 単体で出来る事を記事でまとめました。コチラの記事→AIスマートスピーカー「Google Home」を導入してみた感想。思った以上に便利!是非体験して欲しい!
今回はNature Remoと連携させて、家電を声で操作する「スマートホーム」についてまとめていと思います。※google home と Nature Remoの連携を前提でまとめます。使用する環境は無線LAN(WI-FI)とインターネット接続環境が必須です。
Nature Remoの役割
Nature Remoは、スマートホーム化にかかせない中核的役割を果たす機器になります。通常であれば、IOT対応機器でなければスマートスピーカーとの連携が出来ませんが、 Nature Remo があれば、ほとんどの家電を連携させて動作させる事が可能となります。IOT対応機器では、一般的にWI-FI等電波での通信でスマートスピーカーやスマホとの連携を図ります。ただ、いまの所IOT対応の家電は一般家庭において普及していない為、新たに購入となるとかなりの出費になります。そこで、既存の家電を「赤外線」で操作しようと考えられたのがこの「 Nature Remo 」になります(他にもありますが、今回は利便性の高い Nature Remo で説明します。)。連携の仕組みの違いは下記の通りです。
IOT対応機器の場合:スマートスピーカー⇒無線LAN⇒IOT対応機器
Nature Remo 使用の場合:スマートスピーカー⇒無線LAN⇒ Nature Remo ⇒赤外線対応家電
要するに、Nature Remoは、WI-FIの入力に対して「赤外線」に出力を変換し家電を操作する訳です。つまり、赤外線リモコンで操作出来る家電は、全て疑似的にIOT機器として扱える訳ですね。ココがすばらしい所です。
あえてネックをあげるなら、出力が電波ではなく赤外線の為、障害物をはさむと操作出来なくなります。ですので設置は障害物の無い場所にしなければなりません。
Nature Remoの設定
基本、専用のアプリ「Nature Remo」をダウンロード、インストールし、指示に従い進めて行きますが、若干ややこしく不親切ですね。一応簡単に説明します。インストール後、メールアドレスの設定がありますが、こちらのアドレスは、 google home で登録したGmailアドレスを入力するとすんなり進めます(出来ない事は無いみたいですが、違うアドレスにすると少しつまづきます。。私そうでした。)。続いて Nature Remo を家庭の無線LANに接続させます。すると Nature Remo がインターネットに接続され、クラウドサーバーとのやり取りが出来るようになります(スマホで遠隔操作が可能になる)。最後に、操作したい家電の登録(リモコンを使用しての登録)です。これも指示通りやれば特に問題はありませんが、照明が難敵でしたね。その他の家電(TV、エアコン、オーディオ、レコーダー)は問題無く設定後にON.OFFやその他の操作ができましたが、照明だけできませんでした。つきつめていくと、ON.OFFのアイコンが照明専用の物があるみたいで、それに変更することで操作可能となりました。これ見つけるのに1時間くらいかかった。。
より細かな操作の設定にはIFTTT(イフト)ってのがあるけど、ややこしいからべつにやらなくてもいいと思いますね。十分ある程度の操作は可能だし。
Nature Remoの設置は電源のみの接続でOKです。電源はAC100VからDC5VUSBの変換ケーブル(分離可能タイプ)になってますので、ACからはもちろん、たとえば設置したい場所付近にUSB給電があれば、そこから電源を取る事も可能。
あと機器の取り付けは両面テープとなってますが、ミスって壁に貼り付けても水分でキレイにはがせるそうです。
取り付け例を一応写真貼っときます。
スマートホーム体験の感想
実際にスマートホームを体験してみた感想。とりあえす、上記の設定を終えていれば、 google home に話しかける、あるいはスマホから登録済みの家電を操作する事が可能になっています。 google home からは「OK google 」の後、「
Nature Remo で〇〇の電源入れて」と話しかけると見事に指定の家電に電源が入ります。感動。。逆もしかり、 「 Nature Remo で〇〇の電源消して」 で電源が切れます。ステキ。。言葉を短縮したけりゃ、 google homeアプリからルーティンの設定追加で 、「○○の電源入れて」だけで動作させる事も可能。IOTをもろに感じる事が出来て、感動する事間違いなしです。
スマホからは、 Nature Remoアプリに登録した各家電のリモコンが反映(TV、エアコン意外は一部のみ )されているので、それをクリックするだけで動作させる事ができます。 ちなみに、スマホを家にいながらWI-FIをOFF、LTE通信の状態でクリックした所、見事に家電が操作されてますねえ。これつまり、確実に遠隔操作出来てるって事です。
スマホ⇒基地局⇒プロバイダ⇒ Nature Remoサーバ⇒自宅
の流れで、スマホからクラウドサーバーに指示を出してるんですね。んでサーバーから自宅へ指示が来て、 Nature Remoの機器を経由して家電が動くと。 外部からはサーバーからNature Remo 宛ての通信のみルーターのポートが解放された感じかな。自宅でWI-FI接続の場合どーなんだろ、多分同じくサーバー経由してんのかな、、とにかく、恐ろしく簡単に遠隔操作が可能に出来る。
あと、まとめて、一括で指定した家電の電源を入れたり、切ったり出来る「シーン」の設定が出来る。言葉と合わせれば色々なシーンに合わせた組み合わせが出来るからとても便利だ。
Nature Remoとgoogle homeのスマートホーム化まとめ
今回、興味本位でスマートホーム化を実現してみたましたが、やって良かったですね。なんといってもNature Remoとスマホやgoogle homeの連携によるIOTの先駆け的な事を実感する事が出来ましたから。実際に利用してみても近未来的な、非常に便利な機能だと思った。まだまだ慣れてないし、使いこなせてないけど、近い将来これが当たり前になって手放せなくなる日が来ると思う。とりま今はまだまだ普及してないけども、今始めても文句無い完成度だと思う(設定に少し手間かかるかもだけど)。しかもこれ、普及していないだけに自慢にもなると思うしね、価格もそんなに高くないし、是非検討して頂ければと思います。オススメですね。
一応紹介しときます。下記の通り、Nature Remoは2種類発売されています。
Nature Remo :大きさ74mm×74mm 12000円前後
Nature Remo mini:大きさ58mm×58mm 8000円前後
違いはセンサーの数と、WI-FIの感度や大きさ等です。特にこだわりがなければminiでいいと思いますが、私は一応通常タイプを購入しました。