2021/12/15 よりサイトリニューアルしました

「スマートハウスは省エネ住宅」実現に必要な「IOT」「HEMS」「ZEH」

スマートホーム

スマートハウスとは

スマートフォンが登場してからというもの、多くの商品に「スマート」が付くようになりました。スマートウォッチ、スマートメーター、スマート家電etc..そして、ついには家にまで発展し、スマートハウスが登場いたしました。

スマートとは賢いと言い換えられていますね。色々な機能を備え、便利かつスマーに使えるといった、そういうイメージがあると思います。

ではスマートハウスとはなんでしょう。賢い家、いろいろ想像出来ますが、定義としては「省エネルギー住宅」になります。スマートホームもありますが、また意味合いが異なります。スマートホームについてはコチラ→「スマートホームは利便性」スマートハウスとの違いとIOTの必要性

国で使用するエネルギー(LNG、石油、石炭等)の15%は、家庭での消費に使われているそうで、この消費を軽減する事や光熱費削減の観点からスマートハウスが注目を浴び初めています。

それでは、具体的に「省エネルギー住宅」はどういった住宅を意味しているのかをお伝えしたいと思います。

IOTを利用したHEMSについて

IOT

1・IOTについて

IOTとは、Internet of Things の略称で、家電製品をネットワーク(LAN)につなげる事により可能となる、様々なサービスの事です。

たとえばエアコン。従来であればリモコンで操作するだけの機能でしたが、ネットワーク接続が出来る事により、スマホによる遠隔操作、消費電力等の確認が家の外にいながら出来るようになります。ネットワーク接続には規格があり、家電製品が「エコネットライト」に対応している必要があります。

家電製品のネットワーク接続は、AV機器ではDLNA接続と呼ばれる方法もありますが、この機能は単に「メディアの共有」が目的であるため、IOTとは意味合いが違います。※DLNAの詳細はこちら→「家庭LANを構築して画像や動画、音楽など様々なデータをAV機器やスマホで共有する方法」DLNAを有効活用しよう!

2・HEMSについて

HEMSとは、Home Energy Management System の略称で、ヘムスと呼ばれています。

HEMSは、IOTによってネットワーク接続(エコネットライト規格)された家電製品を、統括して管理するシステムの事です。役割としては大きくわけて3つあります。

①専用モニター(スマホ含む)での各家電製品使用電力の可視化。

②家庭の使用エネルギーを最適化(自動制御)、例えば電力消費が多くなると照明を落とす等の設定が可能。

③電力会社からの電力受給自動調整、ピークカット等。(電力会社からのの電力供給が逼迫した際、受給を調整する。)

上記のように、自宅のエネルギーを管理する中核的な役割を果たします。

HEMSを構築するには、HEMSコントローラーという機器が必要で、この機器が各家電の制御を行います。また、取得したデータはオンラインサーバーに蓄積され、データの参照はサーバーにアクセスする事で確認できます。

ZEHについて

ZEH

ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギーの略であり、家庭でのエネルギー消費を他に頼らず、自力で生産し、賄う事を目的とした住宅です。つまり、地産地消100%という事ですね。

ZEHを達成するには、自力でエネルギーを生産する必要がある為、太陽光発電(創エネ)や、蓄電池(畜エネ)の活用が欠かせません。※太陽光パネル設置の詳細はこちら→太陽光パネルの設置は「業者を間違えなければ損はしない。」最終的に利益を出す為の注意点。

その上でHEMSを導入し、さらには住宅の構造(壁の断熱性能向上など)を加味する必要があります。(省エネ)

省エネ住宅の実現にむけて

未来の家

日本では、2030年度を目標に全ての新築住宅でZEHを目指しているそうです。課題はたくさんあるでしょうが、ぜひ実現してほしいですね。

私はとても興味がある分野ですので、HEMSは是非導入したいと思ってるんですが、なんせまた金がかかる。。家電はIOTに対応してないし、後付の無線機もあるけど一式となるとね、、費用対効果も見えにくいし、もうちょっと様子見してからだな。

ZEHに関しては、今ついてる太陽光と蓄電池でちょうどペイ出来てる感じ(電気とガス代)。厳密にいうと初期投資がハンパなかったから、ペイとは言わないが。。回収するのに13年かかるからね。

でも好きな事に投資してるし、楽しんでますよ。

みなさんも良ければ、ぜひ検討してみて下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です