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太陽光パネルと蓄電池を設置し3年目の感想「高額だったけど契約して良かった。7年後には利益がでそう」

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太陽光パネルと蓄電池を設置し3年目の感想「高額だったけど契約して良かった。7年後には利益がでそう」

戸建に住まれている方なら、1度は検討されたかもしれない太陽光パネルの設置。なにより設置の費用が高く、普及率も決して高いとは言い切れないため、機器の信頼性や業者の信頼性に不安を抱いているんじゃないでしょうか。

売電による設置費用回収にも疑問があるかと思われます。そういう経緯で断念された方が多いのではないでしょうか。実際、私もそうでした。

しかし、私はもともと家電好きで、たまたまスマートハウスについて勉強してた事が後押しし、2018年に太陽光パネルと蓄電池を設置致しました(ZEHに興味があった。ネットゼロエネルギー、いわゆる電気100%地産地消)。

※スマートハウスについてはコチラで詳細をまとめています↓

「スマートハウスは省エネ住宅」実現に必要な「IOT」「HEMS」「ZEH」

契約から2年以上経過しましたが、今の所順調ですので設置して良かったと思っています。

この記事では実際に太陽光パネルを設置した立場として、太陽光発電の利益が出るシステム、パネルの選び方、必要な金額、注意点などについて、経験談を交えながら簡単にお伝えしたいと思います。

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太陽光発電について知っておきたい事

太陽光パネル

固定価格買い取り制度(FIT制度)

太陽光パネルを設置すると、発電した電力を電力会社に売る事が出来ます。

家庭用太陽光発電(10kW未満)は10年間FIT制度が適用され、その後は基本的には電力を売却せず、家庭のみでの消費に使います。

FIT制度適用期間中では、発電した電力はまず家庭内で優先的に使用され、余った電力を売るといった形になります。2018年度は1KW/hあたり26円、2019年度は24円になる予定です。2020年度は21円です。

※KW/h(キロワット時)とは、1000W×3600秒、つまり毎秒1KW発電すると1時間で1KW/hとなります。

設置する太陽光パネルの余剰電力量(売電による利益)

月に使用する電気代はお分かりでしょうか。4人家族の場合、月平均はおよそ1万2千円らしいです。ワット数で換算すると、1日当たりだいたい10~15KW/h。

ちなみに我が家は4人(大人2子供2)で月1万円とやや少なめです。

基本パネルの選定は月の電力使用量とか、屋根の形状、向き等を参考に業者と詰合せますが、参考程度に。

あくまで目安ですが、私の家は5KWのパネルを載せていて、余剰電力(売電)が月平均430KW/h、金額でいうとちょうど1万2千円位になってます。

ですので、一般家庭では5KW前後のパネルがいいと思われます(買う電力は1万2千円以下になるので必ずプラスの結果になります)。

深夜の電気代が安くなる電力プランに変更できる

太陽光と蓄電池をつけると、夜間電力が極端に安くなるプランと契約する事が可能になります。(従来1KW/h 20~25円 → 13円)※関西電力のプランですが、他も同じ感じだと思います。

基本料金を1000円取られるのと、昼間の電力が少し高くなりますが、電力の安い深夜に電力を買い、蓄電池に充電することが可能になります。

つまり、安い深夜料金で蓄電池に貯めた電力を日中に使用(太陽光が発電しないない雨とか夕方)することで、電気代の節約につながるのです。

太陽光パネル設置の価格

お金

太陽光パネルの価格

年々技術が進歩している事から、太陽光パネルの単価も下がり始めています。メーカー等で変動はありますが、平均すると、

1KWあたり20万円前後です。

ちなみに太陽光パネルは、1枚あたり200~250Wの発電量となるので、1KWだと4~5枚相当になります。

パワーコンディショナーの価格

これは太陽光が発電する直流電圧を、家庭で使用する交流電圧に変換する装置になります。1つは必ず必要になります。蓄電池を設置する場合は2つ必要になりますが、現在はハイブリッド形式の物があり、1つで賄えます。

金額はだいたい10万円前後です。

蓄電池の価格

蓄電池は無くても別にかまいませんが、個人的にはつける事をオススメします。大変高価な買い物になりますが、夜間割のプランに変更し、格安で買った電力を蓄電池に蓄え、それを夕方から夜にかけてや、雨の日に使うことが出来るからです。

長い目でみれば、10年後(FIT制度終了時期)に捨てる事になる電力を蓄える事が可能ですので、とても有効に使えます。

価格は、蓄えるワット数により大きく変わります。我が家では4KW/hを使用してますが、できれば8KW/hが望ましいです。

4KW/h  → 100万円

8KW/h → 180万円

まだまだ高いですね。エアコン等使用しながらだと、大体1時間で1KW/h使用するので、4KW/hの容量では4時間ほどしか持ちません。

ですので出来れば8KW/hの蓄電池が欲しいところです。費用を回収できるかむつかしい所ですが。

工事費(架台、ケーブルやその他備品費含む)

太陽光パネルの工事費 → 20万円

蓄電池の工事費 → 15万円

その他備品費 → 24万円

あくまでも経験にもとづいての目安ですが、5KWの設置だと計59万円とかなり高額。 

太陽光設置に必要な合計金額

上記より、5KWの太陽項システムを導入するにあたり、3つのケースにまとめると必要な合計金額は、

1:太陽光のみの場合:約170万円

2:太陽光+蓄電池(4KW)の場合:270万円

3:太陽光+蓄電池(8KW)の場合:350万円

※あくまで目安です。

ここから交渉でどこまで安くなるかがポイントになりますね。私の場合は2のケースで230万でした。40万程値引き出来た事になります。

保障について

保障

これだけ高額な買い物になるわけですから、保障内容は大事です。契約時に必ず詳細な確認が必要です。

一応私が入ってるプランでは、太陽光パネル、蓄電池、パワーコンディショナー、と全て15年保障となっています。

長年使う事が前提ですので、最低限この保障はしてもらいところです。

私が購入したメーカーは全てシャープですが、他のメーカーでも同じとは限りません。

契約業者について

商談

一番重要なポイントとなります。信頼できる業者でなければ、通常より高値で契約させられる恐れがあります。

また、保障等に関しても対応してくれない危険性も出てきます。そのためにも、業者選びは慎重を重ね、熟考して選ぶ事が肝心です。

下記にてポイントをまとめておきます。

1・必ず複数の業者に見積もりを取る。信頼や値段の比較が出来ます。

2・焦らずに時間をかけて慎重に契約するか決める。契約を取りにぐいぐいくる業者がざらにいます。

3・業者の評判を調べる。ググればすぐ分かりますので、評判のいい業者だけを比較。

4・メリットだけではなく、デメリットもちゃんと説明してくれる業者を見つける。1つも悪い点を言わない営業は基本信用なりません。

5・どうしても不安が残るなら契約しない。そもそも大きな利益は期待できないシステムなので、少しの負け(マイナス)も許せない位なら設置しない方が良い。

太陽光パネルを設置する目的

長い目で見てプラスになる投資

ドル回収

長い目で見て最終的には利益になる。これが前提でないと契約する意味はありません。一部の物好きをのぞいては(私があてはまるかも。。)。

ですから、シュミレーションを重ねて、自分で行けると判断するまでは契約しない方がいいです。下記に一応、私が契約した内容と、1年間の実績を記します。参考にして下さい。※今3年目ですが、ほぼ1年目と同じ実績です。

契約内容:太陽光パネル5KW(88万)、蓄電池4KW/h(66万)その他(76万) =【約230万円】(私の地域では補助金が無かったため、少し割高。)

発電システムシュミレーション:年平均18万1723円プラス(完済まで11年強)

1年間の実績(2017/11~2018/11):

買った電力→50867円 売電→123144円 

利益→売電ー買った電力=72277円のプラス。契約前の月平均買い電力10000円がペイした事を加味し、10000円×12をプラスして、192277円の利益。

230万をこれで割ると、完済まで11年強。。まあシュミレーションどおり。

見積もり金額
実際の見積もり金額(5KW太陽光+4KW蓄電池)
シュミレーション結果
業者が提示してくれたシュミレーション表

電気代の節約

太陽光と契約すると、使用電力や発電量等がリアルタイムで見れるモニターが設置されます。

今まで気になっていなかった、エアコンの温度等が1℃2℃変えるだけでも結構電力が変わるのに気ずきます。

常に使用電力を監視できるので、これが意外と電気代節約につながります。ちりもつもればなんとやらですね。

あと、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)てのがありますが、これを利用すると各家電をネットワークにつないで、随時その家電の運転状況、消費電力、遠隔操作などが行えるので、IOTでスマートハウス化を図ることができます。

細かい部分まで使用電力の可視化が可能になるので、電気代の節約に貢献しそうです。

これには別途制御するシステムの導入が必要ですので、まだ私はやっていません。

太陽光モニター

まとめ

太陽光発電の導入は、しっかり選べばコストはかかりますが10年前後で元を取れるはずです。

その先は利益しか出ないので、本領を発揮するのは元を取った後からとなるはずです。

「そんなにシステムがもつのか?ハイリスクではないか?」と思うかもしれませんが、なるだけ初期費用を抑えて(値下げ交渉)、しっかり補償をつけてもらえば、ローリスクローリターンの投資だと考えています。

ネット上では批判に目がいきがちですが、知り合いの太陽光導入者はみな順調です。(家庭の太陽光発電)

いい業者のシュミレーションでいい結果がでるのであれば、よっぽどの事がないかぎり、マイナスにはならないと思います。地域の補助金もありますし。

ちなみに私が契約した業者は(株)日本エコシステムです。いい担当の方に出会えました。よければ比較対象していただければと思います。

最後に、エネファームは元取れません。あれは完全に金持ちの道楽、元とることは不可能。(家電好きの私としては金あったらやりたいですけど。。)